関根ジローはNTT社員時代に東北勤務だったご縁があり、東日本大震災直後から、被災地の各地にボランティアに通いました。とある仙台市内の避難所となった学校体育館でボランティアをした時のエピソードです。避難所運営の方に「お困りごとは何ですか?」と聞いたときに、「トイレで困った」と意外な答えが返ってきました。避難所となった学校トイレが和式トイレだらけで、お年寄りや障がい者に辛い思いをさせてしまったというものです。その後、松戸に帰ってから松戸市の避難所として活用される学校トイレはどうなっているのか調べたところ、2012年時点で洋式化率23%という、とんでもなく和式だらけの実態がわかりました。それ以来、関根ジローのライフワークは、学校トイレの洋式化となりました。これまでの市議会で学校トイレの洋式化を粘り強く訴えてきたところ、ついに来年度、校舎トイレは約70%が洋式に、体育館トイレは100%洋式化されます。学校トイレの洋式化は、非常時の避難所機能の強化に留まりません。平常時には、子どもたちが多くの時間を過ごす場所だからこそ、洋式化が推進されることは学習環境の改善に繋がっています。加えて、近年、障続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』