今回は第50回衆院選(2024年)の個別の小選挙区について、支持政党と投票先の関係を見ていきます。289ある小選挙区をただちに全て扱うのは困難であるため、興味深い10の小選挙区をピックアップしました。
支持政党と投票先の関係がなぜ重要なのかというと、小選挙区では支持政党の候補がいない場合が少なくないためです。ある政党が小選挙区に公認候補を擁立した場合、その党の支持層がまとまって票を投じるのは自然なことといえるでしょう。しかし公認候補を擁立しなかった政党の支持層は、他の政党の候補の中から投票先を選ぶしかありません。その際にどのように分岐するのかということが大きな関心となるわけです。
続きをみる
流出と流入のリアル Part3
