「ちっちゃな大統領」である知事が陥りやすい内弁慶体質〜重要なのは客観的なデータに基づく政策立案!

2020年1月11日 夜。夕食の準備を始める前に、本日のブログを更新する。 どんな政策も、思いつきでやったら、絶対にダメだと思う。背景に明確な哲学も緻密な戦略もなく、「これをやったら、有権者のウケがいいかも?!」みたいな発想の提案や事業が長続きするはずがない!いや、必ず失敗する!!この種のレベルの低い政治を変えていきたいのだ。 1月9日の定例記者会見で、岡田亜衣子CDOの任命を発表した。その際、「客観的データに基づく政策立案」の重要性にも言及。次のような発言をした。 「近年5GやAI、IoTとかデジタル技術が世界中に普及して、我々の生活も産業自体も大きく変化をしている。こういう中で、限りある財源を最大限有効に使っていくためには、(年末の記者会見でも申し上げたように)これまで以上に、客観的データに基づく政策立案というのが求められている!」 「こうした状況を受けて、岡田さんには、デジタル技術の利活用による県政の推進、県庁の業務プロセス改革の推進、データに基づく政策立案の推進に着手していただこうと思っている。」 昨年12月、総合計画策定のための有識者ヒアリングのスピーカーとして来庁したあのデービッド・アトキンソン氏から、「もう(日本的な?)エピソードベースの行政はやめた方がいい!正確な統計と客観的データに基づく政策の実施が大事だ!」という趣旨の指摘があった。全く同感だ。 今年に入ってからも、幾つかの会合で、こう明言した。 「一般的に言って、地方自治体の統計やデータは正確性を欠いている気がする。今年1年かけて、群馬県庁、いや群馬県政に「出来るだけ具体的かつ正確な統計やデータを踏まえて政策を立案し、リソースを配分続きをみる

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