イベント中止要請　南区

南区では区内にお住いの皆様が主催する各種行事やスポーツイベントの自粛期間を5月10日まで延長することを決め、4月6日付、南区長名により各方面に対し通知を出した。通知の中で古川直樹南区長は、「市において依然として新型コロナウイルスの感染例が増加しており、都市部を中心に感染源がわからない感染者が増加している」と理由を示している。

なお、南区ではすでに、5月10日までに開催される南区役所が主催またはかかわるすべてのスポーツイベント等を中止または延期を決めるとともに、南区内のすべてのコミュニティセンターを閉館。小学校運動場や体育館など学校施設等の貸し出しも停止していることから、地域のスポーツイベントや文化活動、コミュニティ活動等は開催できないのが現状だ。

ただ、区長からの自粛要請は地域に住む高齢者の方々には届いても、なかなか若者には届かない。しかし、ここ1週間程度、名古屋市における感染症例の動向をみてみると、従来圧倒的に多かった高齢者の感染拡大が影を潜め、若者の間で感染が拡大しているのがわかる。ぜひ、感染リスクが高いとされる三蜜「密閉・密集・密接」を避けた生活を心掛けてください。

■　名古屋市内における年代別患者発生状況(令和2年4月1日～7日)
10代　2人
20代　15人
30代　7人
40代　2人
50代　3人
60代　3人
70代　4人
80代　2人