【選挙ウォッチャー】 衆院選2026・序盤を終えての情勢分析。

 どうやら高市早苗総理が衆議院を解散するかもしれないと、読売新聞が最初に報じたのは、1月9日のこと。最近、何かと誤報をやらかしていた読売新聞なので、どこも「本当なのか?」と懐疑的でしたが、すぐさま他の新聞も動き出し、どうやら本当にそういう話があるっぽいことをキャッチし、他紙も追随するようになりました。
 それでも「すぐさま今年度の予算を審議しなければならないのに、こんな時期に解散なんてするか」「真冬に選挙するとなったら、東北・北陸地方は大雪で選挙にならないだろう」「各地で受験があるってのに、選挙カーが走り回ったら受験生が可哀想じゃないか」など、こんな時に選挙をやるというのが現実的とは思えないので、懐疑的な見方がたくさん出ていました。
 しかし、バカと触れ合って約8年。バカの行動パターンが手に取るように分かるようになってしまった僕は、懐疑的な声で溢れる中、「高市早苗は解散する」と断言。理由は「バカだから」であり、どんなことでも深く考える習慣があったら、今頃、こんなふうにバカにはなっていないのだから、バカというのは常にバカな行動をするものである。高市早苗総理は、へずまりゅうのデマに乗っかるぐらいのバカであり、「解散するに違いない」と考えたわけです。
 ところが、その噂があって数日後、立憲民主党は公明党と合流することを発表しました。おそらく立憲民主党の支持者の多くは、政治的には「公明党と合流するのは反対」だと思いますが、背に腹は代えられない状況の中では公明党と合流するのは仕方がないと考えたと思います。これは立憲民主党に在籍している議員たちも同様で、青山大人さんと原口一博さん以外は「中道改革連合」に入ることになりました。
 あくまで計算上は、それまで自民党に乗っかっていた公明党の票が立憲民主党に乗れば、多くの小選挙区で旧立憲民主党が有利であると考えられました。いくら「高市人気がスゴい」と言っても、これまでの各自治体の選挙では自民党が勝ってこなかったのだから、「高市人気」なるもので小選挙区の動向が左右されることはないと考えられました。
 しかし、蓋を開けてみたら、自民党が大勝するかもしれないというデータで溢れるようになりました。これは、一般の人にまで「高市ブーム」なるものはほとんど起こっていないのですが、これまで安倍晋三を応援していたようなネトウヨたちの間では確かに「高市ブーム」なるものが起こっているので、これまで参政党や日本保守党に流れていた「岩盤保守層」と呼ばれるものが、高市人気に乗っかって帰ってくる。すなわち、安倍晋三の強さを取り戻すことができるというのが、実際の計算だったわけです。
 ただ、衆院選はまだ1週間あり、選挙序盤に流れた「自民党が大勝する可能性」というものがバンドワゴン効果となるか、それとも、危機感を覚えた人たちの「アンチ自民票」が、仕方なく「中道改革連合」に結集するかどうかはわかりません。
 この選挙期間中に懸念されることは、公明党が「高市政権に対する批判をやめよう」と言っていることで、そうなってしまうと、自民党に流れる票を引き戻すことができなくなります。野党に求められるのは大声で「自民党ではダメだ!」と言うことであり、立憲民主党と公明党がくっつくことによって、それまでの立憲民主党の戦いを捨て、とっても宗教臭い感じが出てくるようになると、「中道改革連合」の大敗、すなわち自民党の大勝があり得るという形になります。
 現在、「中道改革連合」は、とにかく「食品の消費税を0%にする」という公約を掲げていますが、こうした公約が一般層にササっているイメージはありません。しかし、選挙のスタイルまで公明党に乗っ取られていて、「中道改革連合」の苦戦は避けられないでしょう。



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