【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#265)。

 2月17日に東京地裁でNHKが立花孝志を訴えた裁判の判決があり、被告の立花孝志が支払わないと豪語していたNHK受信料2ヶ月分、4560円を支払うように命じる判決が下された。立花孝志は「勝算はあった」と言い出し、控訴する構えを見せている。
 立花孝志と言えば、つい先日、「NHKから自国民を守る党」から「NHK受信料を支払わない方法を教える党」に党名を変更したばかりだが、さっそく受信料を支払わされるハメになるという高度なギャグを展開している。おまけに、裁判を不服とし、裁判長に抗議が必要だとして、3月21日投開票の千葉県知事選に合わせ、「NHKと高瀬順久裁判長をぶっ壊す党」なるものを立ち上げ、NHKと裁判所の癒着を追及すると宣言している。裁判で負けたら、裁判長を誹謗中傷する嫌がらせを始める。これはもう「司法に対するテロ」としか言いようがない。
 裁判長の名誉のために書いておくが、立花孝志は直後の記者会見で、自分からNHKと契約を結んでいるし、契約を結べば受信料を支払う義務が生じることは十分に認識しているが、あえて支払っていないと述べている。この状態で「NHKに受信料を支払え」という判決が出るのは、素人の目にも明らかで、裁判所とNHKが癒着しているなどという次元ではない。立花孝志の妄想の中ではそうなっているのかもしれないが、あまりに普通すぎる判決なので、これが不当判決に見える人たちは、立花孝志の動画を見て、脳味噌がやられているに違いない。

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