現在、東京都や神奈川県は「PCR検査が飽和する」という状態が起こっていて、つまり、限界量までPCR検査を実施しているけれど、必要な量にまったく追いついていないという状態に陥っています。
これは何を意味しているかと言うと、これからお盆休みに入ることもあって、ただでも検査数が限界に達しているところに、民間病院などのPCR検査がお休みになるもので、「新規感染者数」が一時的に落ち着いたように見えるかもしれませんが、実際には見えていないだけで、安心できる材料は一つもなく、お盆明けからとんでもなく感染者が増える(実際にはずっと感染者が増えていたのだけど、検査ができないから新規感染者数が落ち着いたように見えただけ)という現象が起こると予測されます。
東京や神奈川で起こっている地獄は、まだまだ酷い状態になることは避けられません。日本政府や東京都、神奈川県などは、今すぐに東京パラリンピックを中止し、オリンピック会場に段ボールベッドで構わないので、とにかく仮設の野戦病院を作り、そこで軽症の感染者たちに大至急の治療を行う必要があります。放置すれば放置するほど、この環境はどんどん悪くなっていく一方です。
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