どうやら尊師・立花孝志の悪運も、ここいらで尽きたようだ。
立花孝志は、今度の衆院選で議席こそ獲得できないまでも、1票あたり80円と言われる政党交付金を手に入れ、N国党の資金繰りを改善する計画を立てていたが、この計画が大失敗に終わりそうなのだ。
こう書くと、「言われなくても失敗すると思ってたよ」と言われてしまいそうだが、本当は立花孝志なりに計算があって、諸派党構想を黒川敦彦が仕切っていたのも、泣きながら入院させてもらったのに退院した瞬間に「やっぱりコロナはただの風邪だった」とホザいたのも、すべては衆院選でそれなりの票を獲得するためだと見ていた。
実は、「コロナはただの風邪」とか「ワクチンは危険」だと思っている人は意外と多い。これらの票をまとめるだけでも、議席を獲得するには至らなかったとしても、政党交付金を得るための票は十分積める。これが立花孝志や黒川敦彦の計算だったはずだ。しかし、すべては黒川敦彦が新型コロナウイルスに感染してしまったために、計算が大きく狂ってしまったのである。
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