令和5年第3回定例会にて一般質問をしました!

令和5年第3回定例会にて一般質問をしました!質疑の概要はこちらですニコニコ

 豊島区の今後のあゆみと現状の課題について

 

  高際みゆき新区長の区長公約について

 

1. 区長は、8つの重点政策を掲げて当選された。

出産費用の無償化などハードルの高そうなものもあるが、すべて4年間で達成されるのか、その意気込みを伺います。
・ 全ての計画実現を目指し、また、完成までに中長期を要するものについても方針や道筋を示すことを目指し、取り組んでいく所存です。(区長)


2. 区長の公約を事業別に整理したうえで、達成期限と進捗状況をホームページなどで公開していただきたいが、どうか。
・ 区民の皆様に対し、区が取り組んでいく政策や目標、取組みの進捗等について、分かりやすくお伝えしていくことは大前提であると認識しております。
・ 入江議員もご自身のホームページで公約について、取組中、少し実現と公表されておられますが、区においても区長の公約に基づく事業計画の進捗等については、区民の皆様に発信していく考えでおります。(区長)

 

  ふるさと納税流出対策について

 

3. ふるさと納税による流出額について伺う。

また、豊島区が行っているふるさと納税の寄附された額と件数につき、過去5年どのような推移か、伺う。
・ 過去5年の流出額につきましては、平成30年8億7千万円、令和元年11億9千万円、令和2年12億4千万円、令和3年15億7千万円、令和4年19億4千万と年々増加傾向にあります。
・ 一方、ふるさと納税で寄付された件数と金額ですが、平成30年度292件・9千664万円、令和元年度559件・8千710万円、令和2年度67件・1千360万円、令和3年度56件・388万円、令和4年度26件・221万円となっております。(文化商工部長)


4. 返礼品のメニューを充実していくことが大事であると考える。

国際アート・カルチャー都市として、そして、マンガ・アニメ・コスプレの聖地として、漫画アニメグッズとコラボするような返礼品を民間協力のもとで、増やしていってほしいが、どうか。
・ ふるさと納税の寄付受付や返礼品の開発等を委託する事業者を、8月末にプロポーザルで選定しました。現在、委託事業者を交えて返礼品事業者の皆様と意見交換しながら、返礼品開発を進めております。
・ とりわけ本区は、マンガの聖地であるトキワ荘や池袋エリアにはアニメイト池袋本店をはじめ、アニメ関連の事業者も多く存在することから、その強みを最大限に活かしてまいります。
・ あくまでも一例となりますが、コスプレ衣装とメイクや写真撮影をしたうえでコスプレイペントに参加するところまでをパッケージにした、体験型のふるさと納税の返礼品などを積極的に提供していきたいと考えております。(文化商工部長)

 

  漫画・アニメの聖地豊島区における表現の自由について


5. 子どものゲーム利用制限については、前区長から「本区の考え方と香川県の条例の考え方とは相いれない」と力強い言葉をいただいている。

この方針に違いはないか、区長の見解を伺う。
・ 使用時間などのルールは先ずは各家庭で子どもと保護者が一緒に使い方を話し合い、子ども自身が理解したうえで対応し、望ましい生活習慣を確立していくことが重要であると考えます。
・ 本区においては香川県のような子どものゲーム利用制限について本区では導入する予定はありません。(区長)


6. 公共空間・公的機関がイメージキャラクター等を掲出する際、いわゆる「萌え絵」等が批判の対象となっている。こうした表現は性犯罪や性暴力、あるいは女性差別とは何ら関係がないと考えるところ、見解を伺う。
・ キャラクターにつきましては、様々なイラストでの表現があることから、性犯罪や性暴力、女性差別を助長するか否かについては、個別具体的に判断すべきであると考えております。(文化商工部長)


7. 区として「萌え絵」等も表現の自由で保護される表現であること、表現の内容規制は行わないことを明言していただきたいが、見解を伺う。
・ 表現の自由は、憲法で定められた基本的人権でありますが、極端に度を越えた描写等については、わいせつ物として表現の自由の制限を受ける可能性もあり、個別具体的に判断すべきであると考えます。(文化商工部長)
 

  気候に左右されない子どもの体力作りについ


8. 昨今の夏の暑さにより、子どもが外で遊ぶことが以前より困難となっている。

屋内遊び場を整備、もしくは屋内遊び場の運営企業を誘致すべきだと考えるが、見解を伺う。
・ 子どもスキップや中高生センタージャンプ、学校の体育館、区民ひろば、区内のスポーツ施設などの区の地域資源を有効に活用して遊び場を作ってまいりたいと考えております。(子ども家庭部長)


9. 区立小中学校における水泳指導の実施状況や課題を伺う、暑さによる中止も増えているのではないか。
・ 今年度は、例年以上に気温が高かったこともあり、水泳指導は予定回数に対して、17.7パーセントが中止になりました。
・ 夏休み前の水泳指導は大変重要であると考えておりますが、天気や気温に左右され、計画的に水泳指導を実施できないことが課題となっております。(教育長)


10. 水泳授業の外部化の取組が来年度から2校程度のモデル事業として始まるが、外部プールを利用する学校を増やすことは困難も伴うことが予想される。

民間事業者への委託やスイミングスクールで使えるようなクーポンを配布するなど工夫した取組を並行して進めていただきたいが見解を伺う。
・ 民間事業者を活用はいたしますが、教員が授業として教科を、基本的に授業の俺囲を超える内容とすることは考えておりません。従いまして、スイミングスクールで使えるクーポンの配布などについては、考えておりません。(教育長)

 

  高齢者支援施策について


11. 豊島区のアパートで80代の母親を殺害したとして、60歳の息子が逮捕される事案が発生した。

事件の全容がわからないものの、老々介護が1つの原因とも思われるところ、区としてどのような施策を展開していたか
・ 定期的に広報としまや区ホームページでの周知を行う他、区民ひろばや集合住宅の集会室などへの出張相談や出前講座等を行っています。また、高齢者総合相談センターの圏域ごとに地区懇談会を開催し、関係機関の連携強化を図っています。(保健福祉部長)


12. 一人暮らし支援も非常に重要であるが、老々介護家庭も社会的孤立のリスクがあり、この点の支援が足りないように思う。この点、区の職員やボランティア団体などが介入するような仕組みは現状あるか。
・ なかなか相談につながらない、訪問に対して拒否があり関わりにくい、というような対応困難事例に対して、高齢者総合相談センターと連携して、高齢者福祉課の保健師等の専門職が訪問し、直接支援を行っています。
・ また、本区においては豊島区民社会福祉協議会に委託し、区民ひろば8か所にコミュニティソーシャルワーカーを配置しています。コミュニティソーシャルワーカーは対象者を限定せずに相談を受け、必要に応じて、各相談機関と連携しながら制度の隙間に落とさないよう対応しています。
・ 加えて、地域の各種団体とのネットワーク構築等の地域づくりを行っています。(保健福祉部長)


13. 本事件を契機に、特に老々介護家庭への施策を中心に高齢者支援施策の見直しを検討するべきとも考えるが、見解如何。
 今後は、これまでの取り組みを継続しつつ、老々介護世帯への対応のみならず、老障世帯、8050問題を抱える世帯など、孤立し、情報が届きにくい、支援につながりにくい方々に対するアプローチをより強化していく必要があります。あわせて、相談者やご家族、事業者、地域の支援者等の声を丁寧に聴きながら、本区で生じている地域課題を把握してまいります。
・ 横極的なアウトリーチ、つながり続けることを目的とした伴走支援、個々のニーズに応じた丁寧な相談支援を行うとともに、福祉に関連する分野だけでなく、保健医療、住宅、自殺対策、権利擁護、教育等分野横断的対応を図るとともに、民間支援団体との連携体制を強化してまいります。(保健福祉部長)

PR
入江あゆみ
PR
日々のあゆみをフォローする
政治家ブログまとめ