令和2年度第1回定例会一般質問文⭐︎

今回は詰め込んでちょうど15分くらいという形で挑んだのですが…

少しでも過ぎると怒られるので…😳

それが怖くて…焦りすぎてカミカミに😣

滑舌も悪いから伝わってたのかも不安な中で

終わりました🙇‍♀️



↓↓↓質問文↓↓↓

あたらしい豊島の会入江あゆみです。
 私からは、「子どもが自由にのびのびと暮らせる豊島区を目指して!」と題して一般質問を行います。
 区長並びに関係理事者の皆様には明快かつ前向きなご答弁をお願い致します。

はじめにプレーパーク事業についてうかがいます。
先日、池袋本町プレーパークを視察致しました。
 こちらは、木登りや木工遊び、泥んこ遊びなど、子どもが自由な発想で遊びを展開出来る機会や場所を作 る活動を行っています。
 「豊島区子どもの権利に関する条例」に規定する「子どもの権利の保証」、および「豊島区子どもプラン」の「外 遊びの充実」を実現する重要施策であります。 
子ども自身の「やってみたい」を実現し自己肯定感も育むこともできる、とても貴重な遊びの場ですので、共に視 察に行った他の区の議員からも先進的な取り組みであると大変良い評価をいただきました。 
私がボランティアを通して池袋本町プレーパークや出張プレーパークを見させていただいた中で印象的なことは、 子ども達だけで考えて試行錯誤しながら楽しむ姿であり、この事業の必要性、重要性について、区議会議員の立場 からも積極的に情報発信をさせていただいております。
 この池袋本町プレーパークは昨年度から事業が拡大し、毎日運営を行えるようになりました。
平成 30 年度では年間のべ 2 万 7156 名もの子ども達が利用したと伺っております。
 また、このプレーパークには、事情を抱えた子どもたちのセーフティーネットとしての役割もあります。 不登校の子どもたちや心に悩みを抱えている子どもたち、家庭に困難を抱えている子どもたちにとって、心の解放 の場、あるいは自分の居場所となっているとも伺い、ますますその必要性を認識したところであります。 
そんな、子どもたちの貴重な居場所を守っているのが、運営法人のプレーリーダーの皆様です。
 お話を聞くとプレーリーダーたちの労働環境が非常に劣悪であることがわかりました。 
具体的には、プレーリーダーたちは真夏日も真冬日も関係なく、屋根はあるが囲いがない、冷暖房もない場所で待 機をするという大変厳しい環境で過ごしているということです。
運営・管理は NPO 法人が行っておりますが、労働環境整備は区にも責任があると考えます。
 プレーパークを心の拠り所として遊びに来る子どもたちの為に、いつも子どもに寄り添い運営を頑張ってくださっ ている、プレーリーダーの方たちの待機場所の確保、及び労働環境の改善が必要と考えますが、区の見解をうかが います。
区内には自然と触れ合える場が少なく、自由に遊べる公園も少ない状況です。 公園数は23区で2番目に多いということで、数だけは多いものの、一人当たりの公園面積は 0.71m²であり、2 3区中最下位となっています。 
そのため、豊島区の子どもたちが自然体験活動を日常的に親しめるようにするためには、こうしたプレーパークの ような時代を先取りした取り組みを常設として行うことが必要です。 
そして、こうした取り組みが評価されれば、子育て世代の流入も進みますし、区が取り組んでいる持続発展都市の 実現にもつながります。
プレーパークの事業内容自体は非常に好評です。そこで、常設のパーク事業を現在の 1 か所から拡大するべきと考 えますが、区長の見解をうかがいます。
      

第二に子どものゲーム利用制限についてうかがいます。 
香川県では子どもがゲーム依存症になるのを防ぐため、子どものゲーム使用時間を制限する条例を制定する動きが あります。
具体的に条例の素案をみますと、「18 歳未満は平日 60 分まで、休日 90 分まで」「中学生以下は午後 9 時まで、高 校生は午後 10 時まで」などとインターネット・ゲームの使用の制限を明記しています。 
たしかに、生活に支障をきたす依存症には支援が必要ではあるものの、依存してしまう要因は様々です。 
また、本条例の制定経緯には、検討会での議論の内容が一般に公開されていないなど政治的にも問題のある経緯が あり多くの疑問の声も上がっています。 
特に、「ネットやゲームの依存症」の因果関係について、本条例のように予防をすることは科学的な根拠がないと 指摘されています。 
こうした動きが国内であることは、国際アート・カルチャー都市の豊島区としては見過ごせない問題です。
 豊島区は一昨年、都内最大級の e スポーツ施設が誕生するなど、この分野においても先進的に取り組む必要があり、 本条例のように科学的根拠にもとづかない方法でゲーム産業を敵視して排除する政治的な動きに対しては、区とし て断固反対の姿勢をとり、反対世論を積極的に喚起するべきであると考えます。 
そしてゲーム依存症について科学的な原因や対処法が確立していない今、一律な規制を課すことは、依存症と関係 のない児童に対する権利の侵害ともなるわけであり、このことからも行うべきではありません。
 明確ではない根拠を元にネット・ゲームの使用を規制・制限すれば依存症対策になるという本条例は依存症対策と は名ばかりの規制条例であり、他自治体の事象とはいえ、見過ごせない問題であると考えます。 
本条例について、国際アート・カルチャー都市の豊島区長の見解をうかがいます。 
またあわせて、香川県ネット・ゲーム依存症対策条例、通称ネットゲーム規制条例について、国際アート・カル チャー都市の区長として反対の声明を出すべきと考えますが、区長の所見をうかがいます。 
「豊島区子どもの権利に関する条例」では、「自分に関する事柄を自分で決める」を子どもの権利として認めてい ます。
また、国の「子どもの権利条約」に批准しており、憲法上、その内容を守ることが求められております。 
利用時間やルールを守ると言うことはとても大切なのは間違いありません。
 しかし、それは家庭内で子どもをまじえてしっかりと話し合いをした後に子どもが納得して決めていくべきことで あり、
1日60分などと行政が制限し抑えつけてしまうような条例は「豊島区子どもの権利に関する条例」や「子 どもの権利条約」と矛盾が生じる、抵触すると考えます。 
香川県の条例案は「豊島区子どもの権利に関する条例」と矛盾するのではないか、区の見解をうかがいます。
 併せて、豊島区では、「豊島区子どもの権利に関する条例」が存在するため、香川県のようなネット・ゲーム規制 条例は制定できないことを確認したいのですが、区長の見解をうかがいます。

第三に区内公園整備についてです。 
現在あがり屋敷公園をはじめとする複数の公園遊具が閉鎖され修復工事が進んでいない状況が続いています。
 そのため一部の遊具に子どもが殺到する、狭いエリアを走り回るなど大変危険な状況が続いております。 また、トイレも工事中であるので、親御さんや保育士さんはその点でも非常に不便であるということです。 
その為、遊具がいつ開放されるのかなど状況がまったくわからず困っているとお問い合わせを頂きました。
何故今のようになっているのか経緯とともに工事の進捗状況、契約状況について、伺います。
事前に区の担当者に相談させていただきましたところ、契約の締結が未了であることが原因とも伺いました。 
契約の締結が未了という状況なのであれば、少なくとも保育園の園庭指定にされている公園については入札ルール の例外的見直しを行い、なるべく早く契約を締結するべきと考えますが、区長の見解をうかがいます。 
また、契約が未了であることの状況が周知されていないことも問題ではないでしょうか。 
契約締結に向けてホームページやメールマガジンなどにおける広報の充実など不断の努力が不足していると考えま すが、区長の所見をうかがいます。

最後にその他といたしまして、スタディクーポン事業についてうかがいます。
 貧困は貧困を生み出すという負のループがあります。
 貧困家庭に生まれた子どもは貧困家庭をつくりだす可能性が高い、という意味であり、特に学歴に左右されやすい 日本社会においては、教育格差がこの負のループの主な原因であると言われています。 
その教育格差を無くすためには学校外教育が必要になっていきます。 
塾やスイミングのような習い事など、学校外教育にかける年間の平均的な費用は公立の小学生で約 20 万円、中学 生で約 30 万円といわれています。
経済的に厳しい家庭ではこうした教育にかけるお金が捻出できません。 
そのため子どもたちの間で教育格差が生まれていきます。 これは、区内の子ども達の間でも起こっている現象です。
 周囲のみんなが通っている塾や習い事に通えず、コミュニティに参加できないという悩みを持つ子どもたちも区内 にいると考えます。 
このことは、単なる教育格差を生み出すだけでなく、子どもたちの心に大きな傷を残すことにもなります。 
渋谷区ではスタディクーポン事業が実施されています。 
このスタディクーポン事業は現金給付ではないので子どもの教育のみに使用先を限定できます。
 また、このクーポンの使用先はリクエスト制なので子どもがやってみたいことを実現することができます。
 さらに他の利用者に知られないという良さがあり、人の目が気になる家庭でも安心して利用できます。
 この事業は、学校の勉強に限定されない学びにも使用できますので、子どもの希望を叶えることもできて自己肯定 感にもつながると考えております。 
昨年の第二回定例会での一般質問にてスタディクーポンの導入について質問した際は『現在、豊島区ではとしま子 ども学習支援ネットワーク事業、生活保護世帯の子どもへの通塾代助成、ひとり親家庭等の子どもへの個別学習指 導を行っている』という事で『すぐには実施しない』というようなご答弁をいただきました。 
この学習支援ももちろん魅力的であり、子ども達にとって貴重な学びの機会やかけがえのない居場所にもなってい るので引き続き継続をよろしくお願いいたします。 
しかし、子どもの気持ちを考えれば勉強を教わるだけでなく、友達と一緒にダンス教室へ通ったり、将来体操選手 を目指している子であれば体操教室へ通うなど選択肢が多いほうが楽しいはずですし、子どもたちのそれぞれの個 性を伸ばすことにつながります。 
そして、このスタディクーポン事業は子どもの夢を応援出来る制度でもあると考えます。
 教育格差をなくすための政策としてより一層の補助金も考えられますが、単なる現金給付では、親が生活費や貯金あるいは借金の返済などに使ってしまうという現象が起こりかねません。
 スタディクーポンは使用先が限られているので、豊島区内の子どものためだけに区民の大切なお金を使うことがで きます。 
昨年は千葉市でもスタディクーポン事業が取り入れられ、ますます注目されている自治体の先進的な政策となって います。
 スタディクーポンは豊島区子どもの権利に関する条例の個性が尊重されること、自分で決めること、かけがいのない時を過ごすこ となどの趣旨にもかなう制度であり、豊島区も早期に導入するべきと考えますが、区長の見解をうかがいます。

令和2年度事業では一般質問にて取り上げさせていただきました、病児・病後児保育の対象を小学生までにという 質問に対しまして、訪問型病児保育利用料金助成事業での対象拡大というご対応をいただきありがとうございまし た。 
今後も、未来の豊島区を支えていく子どもたち、私たちの大切な子どもたちが自由にのびのび暮らせる街作りの展 開を強く要望いたしまして私の一般質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。
  
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入江あゆみ
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