第1070号 知事選、平木氏支持

 3月23日告示、4月9日投開票で奈良県知事選挙が実施されます。

 私たち立憲民主党奈良県連は総務省出身の平木省(ひらき・しょう)氏の「支持」を決め、2月23日に記者会見を開きました。

◆なぜ平木さんなのか
 平木さんは香芝市出身で現在48歳。総務省の官僚時代から懇意にしており、小紫生駒市長も入省年次が同期ということや祖父が御所市長をされていたということも聞き、将来は首長を目指しているんだろうな、と思っておりました。そして、昨年、総務省幹部が「将来は奈良のために頑張りたいと言っている」と平木さんと来られたときには、いよいよ挑戦されるんだなと改めて思ったところでもありました。

 私が懇意にしている鈴木康友浜松市長が出向任期の延長を強く望んだ浜松市副市長時代や、岐阜県副知事時代など、平木さんの地方行政での実力は省内で知れ渡り、地域の現場で大きな信頼を寄せられてきました。

 公約に関しても、次世代への投資や少子・高齢化対策、医療の充実、中小企業経営支援等、県民の暮らしに寄り添う政策が、われわれの目指す方向性とも一致し、県連における「支持」を決めました。

◆今回は注目度が高い
 これまであまり選挙に行かなかったという方でも、今度の知事選だけは必ず行くとおっしゃる方が多くおられます。

 やはり4期にわたる現職知事県政の刷新を望まれている方が多いからだと思います。

 妊産婦医療はじめ地域医療の充実や、奈良への事業誘致や就業者数増加など、地域の課題に向き合ってこられた荒井知事の実績は評価をしますが、5期目となると多選の批判は免れることが出来ません。

 一方、新型コロナが猛威を奮っていた時期には、近隣府県を含め多くの都道府県が政府に対して緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出を要請し、事業者支援要請を行ってきましたが、荒井知事は不要として動かれませんでした。

 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置発出は、事業者への支援金や、ワクチンの確保といった県民の命と暮らしの保護に直結するものとして、県連としても県議会では真っ先にまん延防止等重点措置適用の国への要請を強く求める申し入れを行いましたが、受け入れてはいただけませんでした。県民が本当に困っている時に一緒に考えて行動するという姿勢が見えなかったのは本当に残念な思いであります。

 党としては5期目の推薦は不可という規約があり、荒井知事への推薦は行いませんでした。

◆派手な政治って、要る?
 平木さんの印象は、まじめで実直。ともすれば地味に映ることもあるかも知れません。

 しかし、昨今世間を賑わせているガーシー議員のように、派手なパフォーマンスにより当選したものの、結局政治家として何も出来ないということでは、結局損をするのは有権者です。

 大阪では、パフォーマンス優先であと先考えずに公立病院や看護学校を軒並み廃止した結果、新型コロナのまん延に対応しきれなくなり、東京を上回る全国最高の死者数を記録するなどしたことは皆さんの記憶に新しいところかと思います。

 私たちの生活は、決して派手ではない日常の積み重ねで出来上がっています。コロナ禍を経て、立ち上がろうとしている奈良に必要なのは、堅実でまじめできちんと仕事をする、県民の声を聞くことの出来るリーダーです。

 先に自民党県連が「推薦」を決めた候補を支援することには、様々なご意見があることは承知していますが、県民にとって必要な県政とは何かを考えたときに、安定して成長する奈良を目指すためには、平木氏を「支持」することがベストの選択だと考えています。

 

スタッフ日記「3年ぶりの開催」

 2月26日(日)、約3年ぶりにまぶち会「春のつどい」を開催いたしました。

 皆さま、ご多用の中ご参加いただき誠にありがとうございました。事務所スタッフ一同、心よりお礼申し上げます。

 私自身、社会人になり中々お手伝いができず、奈良の春のつどいへの参加は5~6年ぶりでした。今まではお手伝いでの参加でしたが、今回は事務所の一員としての初めて運営側に立ちました。

 いつもと違い、ドキドキしながら始まった会でしたが、皆さまにお声かけ頂くうちにだんだんと緊張がほぐれ、温かい懐かしい気持ちになれました。

 参加してくださる皆さまの中には、私たちを幼少期の時から知ってくださっている方も多く、おむつ姿で事務所を歩き回っていた一番下の末っ子が社会人になる事や長男がもうアラサーに差し掛かっている事、ぼーっとしていた私が東京で秘書をしている事に驚きつつ、家族のように喜んでくださるのが本当に嬉しかったです。

 今回の会を通して、いつも父を応援してくださっている皆さまから馬淵澄夫だけでなく、事務所のスタッフ、家族がたくさんのパワーをいただき、支えられている事を改めて強く実感しました。本当にいつもありがとうございます。

 春のつどいは引き続き、3月4日(土)東京会場、3月11日(土)大阪会場と開催してまいります。

 東京会場は私が責任者。統括する立場なので、いっそう不安と緊張が高まっていますが、気を引き締めて、お1人でも多くの方に馬淵澄夫の想いをお届けできるよう頑張ってまいります!(まゆつな)

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