なぜ部活動の制限?

令和3年4月14日開催の大阪府新型コロナウイルス対策本部会議において、学校園に対し、部活動や一部授業の制限の要請が出されました。 「大阪モデル」レッドステージ(非常事態)2へ移行するとともに、まん延防止等重点措置期間(令和3年5月5日(水曜日)まで)における緊急の要請です。 通常授業・通常保育を継続します。感染リスクの高い教育活動(例:室内における近距離での合唱、調理実習等)は実施しません。児童いきいき放課後事業、幼稚園の一時預かり事業についても感染防止に留意したうえで継続します。修学旅行、校園外活動等については、5月16日(日曜日)までの期間に予定している場合は、期間外に延期、もしくは中止とします。部活動について、要請期間中は、感染対策を十分にとれない活動については、原則休止します。十分な感染予防対策を行うことができ、公式試合等を控えているなど学校が必要であると判断した場合は、感染防止を徹底したうえで、部活動を行うことができることとします。活動を行うにあたっては、平日は1時間程度、休日の活動についても2時間程度とします。大学等は原則オンライン授業、部活動の自粛をお願いします。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う学校園の対応について【令和3年4月16日更新】大阪府新型コロナウイルス対策本部会議を踏まえた学校園の対応について 令和3年4月14日開催の大阪府新型コロナウイルス対策本部会議において、「大阪モデル」レッドステージ(非常事態)2へ移行するとともに、まん延防止等重点措置期間(令..www.city.osaka.lg.jp テレビやネットでは「部活動休止」の文言だけが大きく取り上げられ、中には「補償をしなくていい学生を締め付けて対策をしているアピールにすぎない」というような批判的なご意見も見受けられました。 子ども同士は感染しにくい(親からの家庭内感染がほとんど)、若い世代は感染しても無症状か超軽症、従来株ではそういった傾向が強く、この一年のコロナ禍でその意識は広く根付いていると思います。 ですが今回大きく拡大している変異株は、 「子ども同士での感染」「今まで重症化しなかった若い世代にも重症化のリスク」「従来株に比べ強い感染力と重症化率(重症化するスピード、回復までの時間)」 このような傾向があるのではないかと言われています。現実に、春休み中もクラブ活動でのクラスターが数件発生しています。子ども間で感染があれば、ご家族に拡大し、お父さんお母さんの世代でも重症化のリスクが懸念されます。 今回の急速な拡大は、今までとは続きをみる

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