国民健康保険料を抑制するための積立金が枯渇

令和3年度に国民健康保健の保険料を抑制するための積立金(国保会計の財政調整基金)が枯渇※する見込みとなりました。そこで、枯渇分についてどうするか、松戸市として検討した結果、①一部を一般会計から繰り入れて賄う②一部を保険料2000円値上げ(均等割り/年)して賄うという①と②を組み合わせた案を3月議会に提出しました。国保は松戸市民の約2割が加入していますが、枯渇分を全額一般会計から賄うのであれば、加入していない8割の市民のなかには「納得がいかない」という方もいらっしゃるかもしれません。なお、社会保険に加入している市民でも、会社を退職後は国保に切り替える方が少なくありません。つまり、今は社保でも、いつかは国保の当事者になる可能性があります(国保保険料抑制は他人事ではない)。一方で、枯渇分を全額保険料値上げをして賄うのであれば、国保保険料が著しい値上げになってしまい、支払うことが困難な方が増加すると思われます。そこで、市の①②を組み合わせた案は、一般会計及び保険料の双方に負担を求めるものであり、関根ジローは理解するものです。なお、均等割り2000円値上げについては、近隣市の動向を調査し、概ね同程度の値上げ額であることを続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』