松戸市では、生活保護受給世帯を含む生活困窮世帯の子どもに対して、学習支援や居場所の提供等を行い、学習意欲と基礎学力の向上を促し、自ら学ぶ力を養うことで、子どもの高等学校等への進学や将来における安定就労に繋げ、貧困の連鎖を防止する取り組みを行っています。しかしながら、受験料を支援する制度がありません。日本政策金融公庫の調査によると、子ども1人当たりの大学受験にかかった費用は、国公立大学の場合が28万円弱、私立大学だと34万円弱となっています。入学しなかった学校、つまり併願大に支払った納付金も合わせると、国公立大学で39万円強、私立大学だと44万円弱かかっています。このように大学の受験料は大きな負担となります。せっかく松戸市として、進学の支援をする取り組みを行っているのに、受験料がハードルになって子どもの進路が限定的なものになることは望ましいことではありません。そこで、受験料の支援について松戸市として検討すべきと、3月議会で立憲民主党会派として市に要望しました。議事録を転載します。↓↓↓(質問)ひとり親家庭学習支援業務についてです。令和4年度の受験結果を教えてください。また令和5年度の学年別の対象見込みとなる人数を教えてください。加えて、受験料についても聞きます、中学3年生や高校3年生は受験があります。受験費用はばかにならない額であり、家庭への負担が心配です。新年度は受験費用の補助については行いますか、教えてください。(答弁)ひとり親家庭児童学力向上応援助成について令和4年度の受験結果ですが、続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』