市街化調整区域の矢切地区について

12月議会で、市街化調整区域の矢切地区について質問しました。議事録(未定稿)は下記の通りです。↓↓◆質問:関根ジロー市街化調整区域の矢切地区について(1)から(5)を質問します。(1)特定の事業者が地権者と契約を結んでいるが、その契約内容を市は把握しているのか。(2)矢切の渡し公園の取得単価と、その根拠を伺います。また、国道6号線付近の調整区域を市が購入する場合の取得単価見込みをお答えください。(3)特定の事業者が地権者と契約を結んでいるなかで、産業系の開発を許容することは、その特定事業者を利することになり、行政の公平性を損ねると思うが、市の見解は。(4)産業系の開発を許容した場合、一般論として、「物流倉庫等の産業」と「農関係の産業」のどちらの参入が優位になると市は認識しているのか伺う。(5)一般的には「市が土地利用計画を決めてから事業者と地権者の契約等が進む」が、今回は逆で「事業者と地権者の契約が先行し、松戸市が後追いしている状況」であるが、産業系の開発を許容に至るまえに、市が購入し活用を検討するという検討をしたのか、していない場合にはなぜしていないのか、見解を伺う。◆答弁:部長質問事項5、矢切耕地の土地利用について、質問要旨(1)から(5)について、順次ご答弁申し上げます。はじめに、(1)につきましては、9月定例会の山中啓之議員の一般質問にご答弁させていただいたとおり、土地取引に関する状況については、一定規模以上の土地取引について定められた、国土利用計画法の規定により行われる土地売買契約等に伴う権利取得者からの届出により、平成30年2月に把握しております。次に、(2)につきまして、矢切の渡し公園事業では、国道6号付近の単価調査は実施しておりませんが、公園用地の取得単価は19,500円であり、その算定根拠として、毎年行っております不動産鑑定評価に基づくものでございます。最後に、(3)から(5)につきましては、関連がございますので一括してお答えいたします。まず、土地利用方針の策定にあたっては、地権者や事業者の意向のみをもって都市づくりを進めていくと、無秩序な乱開発を招く恐れがあることから、それらの意見も参考にしつつ、都市計画的見地から検討すべきものと考えております。そのような中で、本市における市街化調整区域の現状や課題、市民意向調査等を整理し、基盤整備状況を踏まえた地区分類、県の考え方や上位計画の位置づけなど総合的に検討し、現状の市街化調整区域が抱える課題をこれ以上悪化させることのないよう、先月の都市計画審議会にて、素案をお示しさせていただいたところです。また、都市計画マスタープラン(市街化調整区域編)は、20年後の本市の将来像を見据え、持続可能なまちづくりを実現するため、市街化の抑制やみどりの保全など、市街化調整区域の基本的な考え方を主軸としながら、各地区の方向性をお示しするものであり、計画策定後に、様々な検討が進められていくものと考えております。以上、答弁といたします。◆再質問:関根ジロー(2)以外は明確な答弁を頂けませんでしたので再質問します。(1)契約内容を市は把握していますか。仮に把握していない場合には、「事業者と地権者の契約が先行し、松戸市が後追いしているという異例の状況」に鑑み、把握する必要がある思いますが、ご見解をお答えください。(2)答弁で、公園用地の取得単価は㎡単価19,500円とのことでした。これを坪単価にすると約6.4万円になります。民間に土地を売却する場合には、土地売却代金に2割の税金がかかりますので、仮に民間が同土地を買う場合には、6.4万円÷0.8で8万円になります。矢切の渡し公園付近で8万円であれば、国道6号付近であればさらなる価格になると思われます。さて、私は地権続きをみる

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