本郷谷市長、事業者に配慮してる!?~交通混雑対策~

矢切地域の市街化調整区域を地区計画によって、物流倉庫をはじめとした産業系を許容するのであれば、交通混雑対策の観点から、市長が政治判断で、事業者に対して事業者負担で「国道6号への右折レーン設置等の道路改良」を求めるべき。しかし議会で市長に見解を質しても「答弁せず」。市長、事業者に配慮してる?!本件について6月議会で質問しています。議事録転載↓↓↓◇質問:関根ジロー質問事項7.地区計画ガイドラインについて。 (1)交通負荷軽減を目的とした国道6号への信号機・右折レーン整備や、近隣の農地に配慮することを目的とした上下水道整備について、ガイドラインに盛り込むことができないものか、見解をお答えください。 (2)ガイドラインを作成するに当たって、矢切地域の「類型及び類型に伴った目的・目標」を「高速道路インターチェンジ周辺等」とした場合、既に地権者と契約を進めている事業者の計画を追認することになりかねません。その場合、「行政の公平性が損なわれている」、「事業者間の競争性が担保されていない」という市民からの批判が必至だが、その声に市はどのように答えるのか、見解をお答えください。◇答弁:街づくり部長次に、質問事項7、質問要旨(1)でございますが、市街化調整区域の地区計画ガイドラインは、都市計画提案制度により市街化調整区域の地区計画が提案された際に、行政が判断を下す基準となるものであり、地区計画の区域や面積規模、建築物に関する事項など、地区計画において定めることができる項目についての技術的な基準を記載するものでございます。 それ以外の記載内容については、地区計画策定に当たっての基本事項として、上位計画に即することや開発許可基準に適合させる旨の記載をすることは可能であり、交通負荷への配慮に関しては、基本事項の一つとして記載することができるものと考えております。 ただし、信号機や右折レーンの設置など具体的な対応につきましては、ガイドラインに沿って都市計画決定される地区計画において、記載する項目はなく、開発許可手続の中で、公安委員会や道路管理者などと別途協議するものとなりますので、実際にどのような基盤整備が必要になるのか、具体的な整備内容を示すことは困難であると考えており、ガイドラインにおきましても記載する性格ではございません。 最後に、質問要旨(2)でございますが、市街化調整区域における地区計画ガイドラインの類型といたしましては、他市の事例として、インターチェンジ周辺開発誘導型、産業拠点施設誘導型、マスタープラン適合型などさまざまな名称がございます。本ガイドラインにつきましては、たたき台を作成するに当たり、公正かつ専門的な第三者機関である都市計画審議会にて忌憚のない御意見を伺うべく、5月31日に同審議会を開催し、関根ジロー議員を始め、委員の方々からさまざまな御意見をいただいたところでございます。 地域の持続的発展や活性化に資する土地利用の実現に向け、今後も引き続き審議会での御意見もお伺いしながら、ガイドラインの速やかな作成に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。◇再質問:関根ジロー続いて、7番の地区計画ガイドラインは再質問いたします。 信号機や右折レーンの設置等をガイドラインに記載する性格ではないという答弁でした。 しかしながら、ちょっとグーグル検索してみたら、ガイドラインに記載する自治体が散見されました。例えば、大阪府枚方市のガイドラインには、「幹線道路の交通に影響を与える施設を伴う地区計画については、右折レーンの整備が完了もしくは完了することが確実な道路の沿線であること。」と書かれています。 市長に再質問です。 1点目です。右折レーンの設置は、ガイドラインに記載することはできるけれども、市長としては記載したくないという理解でよいか、お答えください。 2点目です。ガイドラインには記載したくない場合においても、松戸市として、事業者に対して交通負荷の軽減や近隣農家の不安解消のため、事業者負担での国道6号への右折レーン・信号の設置、上下水道の整備を求めるべきと思いますが、市長の見解をお答えください。 3点目です。景観についても聞きます。 東京都国立市の新築分譲マンションが、引き渡し直前に解体することが決まったことが大きく報じられています。その解体の理由も報じられていて、記事を引用しますが、「積水ハウスは地域の「資産としての眺望」への影響が大きな理由になったことを認めた。わかりやすくいえば、「富士山がよく見えた」ことは地域の資産であると認定し、その資産に影響を及ぼす建物の完成をさせるわけにはいかない、と判断。解体を決めた」とのことです。 再質問です。矢切耕地は、映画「男はつらいよ」の田園風景が全国で有名であり、地域の資産です。また、戸定が丘歴史公園から富士山の眺望が見えますが、この徳川昭武公が見た眺望も地域の資産です。これらの眺望を壊すような開発は認めないとガイドラインに明記すべきと思いますが、市長の見解をお答続きをみる

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