◎奥村政佳参議院議員次は幼児の吃音の早期発見と支援についてお伺いします。資料2ページ目です。今年8月16日の読売新聞の記事です。問診票に吃音1.2パーセントとあります。要支援の子見逃す恐れ。国立障害者リハビリテーションセンターの調査では3歳までにおける吃音(最初の言葉を繰り返したり、初めの一音が出にくい)こういう発症率は約9パーセント、約10人に1人弱の割合で見られるそう。私は比較的多いという印象を受けました。しかし超党派議員ネットワークでまとめた調査では、3歳時健診で、問診票に「吃音」と明記して質問を行っている自治体が非常に少なかったということです。割合ではわずか1.2パーセント。さらに自治体によっては、その問診票の中に”どもる”などと差別的曖昧な表現でしか言及されておらず、これも国標準のガイドラインとは乖離をしています。専門家がまとめた幼児吃音臨床ガイドラインによれば、吃音は2,3歳児に多くが発症するとされており多くは発症後2年程度で自然治癒をするそうです。しかしながら、経過観察支援後にも自然治癒しない場合は、4,5歳までには専門家による介入支援を受けた方が改善効果が高いと期待をされています。国の体制としては、昨年から推進している5歳児健診において吃音の発見支援を進めているとのことであったんですけれど。5歳児健診はですね2022年現在、普及率はまだまだ1合目の14パーセントと聞いています。2028年度には100パーセント目指すとことであるんですけれども、普及まではまだまだ時間がかかります。今また続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』