○「地域外来・検査センター」設置の必要性22日に千葉県が明らかにした130億円の補正予算案には、「中症者向けの幕張メッセ病院化計画関連予算」が盛り込まれたものの、PCR検査数を増やす取り組みである「外来・検査センター」設置関連予算が盛り込まれていません。既存のPCR検査を行っている「帰国者・接触者外来」は感染者の増加スピードに業務が追い付かず機能不全に陥っていると指摘されています。このことから新たに地域の医師会等が運営する「地域外来・検査センター」を設置し、「帰国者・接触者外来」との「負担の分散」と「検査数の増」を図るべきです。なお、4月15日には厚生労働省から「『地域外来・検査センター』の設置を求める旨の事務連絡※1」が都道府県にだされています。○4日間療養の根拠は「PCR検査能力とのバランス」ところで、現在、PCR検査を受けるためには「37.5度以上の発熱が4日以上続いていること」が条件となっています。しかしながら、4日間の自宅療養をしている間に、急速に重症化し死亡するケースが相次いでいます。この「4日間の経過観察」の根拠は何でしょうか?政府専門家会議の尾身副座長は「PCR検査のキャパシティーとのバランスを考慮」して「4日間の経過観察」としたと説明しています。であるならば、4日間は絶対的なルールではなく、PCR検査キャパシティーが向上すれば「経過観察期間の短縮」が見込めるこ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』