“37度5分以上の発熱4日以上”などPCR検査の目安見直しへ

NHK記事(5月5日)を転載します。記事urlはコチラ→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200505/amp/k10012417921000.html そもそも“37度5分以上の発熱4日以上”と設定した理由について、尾身副座長は「PCR検査のキャパシティーとのバランスを考慮」したと説明していました。 であるならば、PCR検査キャパシティーが向上すれば「経過観察期間の短縮」が見込めることになります。短縮が実現することで、救われる命があるんだろうと思います。逆に言うと「少ないPCR検査数を容認」することは救えるはずの命を救わないと言っているのと等しいと思います。 千葉県は早急にPCR検査増にむけて「地域外来・検査センター」を設置し、検査キャパシティを確保したうえで、「経過観察期間の短縮」を検討すべきです。 しかしながら、千葉県には「お金がない」ことが問題です。今年度当初予算において「財政調整基金500億円」を使い切り、4月30日の県補正予算においては「国からの臨時交付金見込み130億円」を使い切るといった状況です。この130億円の補正予算案には「中症者向けの幕張メッセ病院化計画関連予算」が盛り込まれたものの「地域外来・検査センター」設置関連予算が盛り込まれていません※1。この点、30億円を投じる「中症者向けの幕張メッセ病院化計画(1000床)」を段階的に整備する等、当初予算や補正予算の組み換えを行い、浮いた財源で「外来・検査センター」の設置を早急に推進すべき続きをみる

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