千葉西総合病院、全国初の“重症者専門病棟”受け入れ開始

TBS NEWS(5月15日)を転載します。記事URLはコチラ⇒https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3980229.html ********* 【現場から、新型コロナ危機】全国初の“重症者専門病棟” シリーズ「現場から、」。千葉県に新型コロナウイルス患者の専門病棟を建設し、すでに受け入れを始めた民間病院があります。全国に先駆けた取り組みの現場にJNNのカメラが入りました。  千葉県松戸市にある千葉西総合病院。その駐車場で、プレハブの医療施設の建設が突貫工事で進められています。  「こちらの新型コロナウイルスの専門病棟では、今まさに完成に向けて建設が進んでいます」(記者)  新型コロナウイルスの専門病棟。その内部にカメラが入りました。2つの棟からなり、全部で30床。軽症・中等症から重症者まで、建物やエリアを分けたうえで、一貫した治療を行うことを目指しています。  「レッドゾーンというのは、完全にPCR陽性で感染性が高い(エリア)。家族も(入ることは)無理です。我々も完全防護して入る。万が一、重症化したら人工呼吸器もここで使えるし、内視鏡もできるし、人工呼吸器もここで使えますけど、人工肺になると別の奥の部屋になりますね。心電図モニターは全部つけまして」(千葉西総合病院 三角和雄院長)  独立した重症者病棟を持つコロナ専門病院は全国初。医療機器も含めた建設コストは3億5000万円。新型コロナウイルスの患者は、容体が急変する可能性があり、素早く対応できる体制が必要だと院長は話します。  「治療が遅れると、そのまま亡くなる場合があります。入院して、誰かが続きをみる

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