千葉県が松戸市に照会した「県が行うコロナ対策への支援可否」について

コロナ禍の当初、千葉県立松戸保健所が把握している療養者氏名などの個人情報が、松戸市に提供されないことが、問題となっていました(県が市に提供しない理由は「個人情報の保護」)。自前の保健所を持っていない松戸市としては、どこに療養者がいるか分からず、健康状態の確認や生活面での支援が難航していました。 そこで関根ジローは仲間の市議(会派立憲民主党、政策実現フォーラム)と連携して、松戸市に対して「『自宅療養者への配食※1』『パルスオキシメーターの配布※2』の協力を県に申し出るべき」と、働きかけを行ったことがきっかけとなり、実現させた経過があります。 ※1https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12646442923.html※2https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12652439511.html 一方で、国の動きとしては、昨年2月に感染症法を改正し「都道府県は必要に応じて市町村と連携するよう努めなければならない」と定めました。この規定に基づき、厚生労働省は同年8月、療養者情報の提供を前提として都道府県と市町村が連携し、生活支援を行うよう通知しました。この国の動きをうけて、同年9月、千葉県として、県内市町村に対して個人情報の提供を含めた、自宅療養者への支援について協力依頼の照会を行いました。 照会内容は、①陽性者の安否確認(訪問での安否確認)②パルスオキシメーターの配布③物品の無償貸与④その他、実施可能な内容について協力の可否を求めるものです。 松戸市の回答としては①は課題があるため要検討②実施済③実施済④健康観察等の業務を担う職員の保健所への派遣、配食サービスなどを実施済と回答しています。 これらの内容については、昨年12月議会の関根ジローの議会質問で明らかになったものであり(議事録を転載)、関根ジローから「①について、感染拡大局面においては、保健所の負担軽減を図ることが、地域住民の命と健康をつながることは共通認識だと思いますので、第6波までに、課題をクリアする策を講じ、松戸市が協力できるようにご尽力いただきたい」と要望しています。 現在、オミクロン株の感染急拡大のなか、対応する県立松戸保健所が業務ひっ迫によって機能不全に陥いらないためにも、これまで行ってきた松戸市の保健所支援を継続するのは当然のこととして、さらなる支援策をこれからも議会で議論してまいります。 ↓↓↓ (議事録転載) ◇質問:関根ジロー 2.新型コロナウイス感染症対策について、(1)千葉県が持つ自宅療養者の個人情報の松戸市への情報提供について、(2)千葉県から照会された協力依頼については、関連があるので一括して、質問します。 今年9月3日の読売新聞に、「自宅続きをみる

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