【1都3県における「生活保護のしおり書きっぷり調査」について~多くの自治体で「例外なく扶養照会が行われる」かのような書きっぷり~】 コロナ禍を通して生活に苦しむ方が増加しています。このような方たちのセーフティネットが生活保護です。しかしながら、生活保護を申請する際の案内書である、生活保護のしおりの書きっぷりが自治体ごとにバラバラの状況です。 加えて、生活保護申請の際に、親きょうだいに知られたくないと申請を妨げる要因となっている扶養照会について、厚労省は令和3年3月に「扶養義務の履行が期待できると判断される者に対して行うこと」を自治体に事務連絡 しましたが、その内容についても反映されていません。 そこで、東京・神奈川・千葉・埼玉の各自治体の生活保護のしおりの扶養照会に関する書きっぷりを調査 のうえ、その実態を見える化しました 。 本取り組みを行った「生活保護のしおり書きっぷり調査プロジェクト」のメンバー(参議院議員 石橋みちひろ、超党派地方議員 ・生活保護受給者支援団体・大学生)が連携のうえ、調査結果の詳細について、参議院会館で1月21日に記者発表します。 ◆会見出席者参議院議員石橋みちひろ、超党派地方議員、(仮)一般社団法人つくろい東京ファンド小林美穂子、(仮)反貧困ネットワーク佐々木大志郎、大学生ほか ◆記者会見の趣旨 [1] 1都3県の「生活保護の書きっぷり調査」の結果発表 ①「扶養照会は扶養義務の履行続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』