コロナ対策先手を打っていれば…志村けんさん哀悼

いよいよ年度が改まりましたね
令和2年度のスタートがこれほど物々しいものになるとは、誰しも想像もつかなかったことだろうと思います。

まず、昭和のお笑いのヒーロー、稀代のコメディアンであったドリフターズの志村けんさんが亡くなられたことにつき心より哀悼の意を表します。

お姐は、アニメ「ちびまる子ちゃん」そのものと、原作者の「さくらももこ」さんと同い年ですから、土曜日の夜は仮面ライダーはじめ人間ギャートルズからの~8時だョ!全員集合は鉄板コースでありました。

実家は居酒屋営んでいたので、大人は誰もいなくて、話すこともそんなにない兄貴と二人の静かな平日の夜。
でも、土曜だけは違った。兄妹で、お腹がよじれるほど笑ってるだけで、家庭っぽくってあったかくなった。

長年、ドリフターズの付き人(ボーヤともいう)をなさっていて、実は下積みも長い苦労人
ドリフターズは、ビートルズが来日した際に前座を担ったのは有名な話ですが、それぞれがプロのミュージシャンであり、志村さんはギタリストでありました。三味線もくろうとはだし



よく、志村さんは「何度も同じ芸で笑わせる。お客さんがわかっていても笑っちゃう。それがプロ」とおっしゃってました。

昭和の女優さんは洋舞・日本舞踊、茶道は基本としてやっていた…と大部屋女優であった親戚女性から聞いていましたが、昭和の芸人さんも土台が違う。
お姐はそこに昭和の「職人」気質と粋を感じるのです。

お姐がいつも「職人議員」を目指したい、と申しているのは、確かな芸や技術という土台があってのハレの場があるのだという意味でありました。

シムケンさん。本当にいなくなっちゃったの??
今でも信じられません。
また一つ昭和の「職人」がいなくなってしまった…寂しくて悲しいよ…

【もしも3月初めに緊急事態宣言が出ていたら】
米国では、サンフランシスコ市長は2月25日!に、トランプ大統領は3月13日、スペインでは非常事態宣言、フランスでは17日に外出禁止令が出されている最中も、日本政府やIOC、東京都はオリンピック・パラリンピックは「中止にはせず」「完全な形」で「違うシナリオ検討している」という謎解きのような言葉を繰り返し、抜本的なコロナ対策について具体的な対策の表明を、何かに忖度し避け続けているかのようでした。

政府はこの際仕方ないとしても、地方分権の時代、法的根拠がないと批判をされても「緊急事態宣言」を発して感染防止を最小限にとどめようと奮迅された鈴木直道北海道知事、吉村洋文大阪府知事は県民・府民を守るために、厚労省資料を情報公開し、3連休に外出自粛を求める等機動的な判断を下す一方、小池百合子東京都知事の動きは、前回blog「小池知事、政府に「緊急事態宣言」要請をして下さい」でも書いた通り

オリパラ延期の方向性が明らかになってきた3月23日記者会見で突如として「首都封鎖ありうる。オーバーシュート発生か否かの分かれ道」、3月25日は今更ながら「感染爆発の重大局面」「週末の外出自粛要請」とぶち上げ、都民はスーパーに殺到。3月30日の記者会見においては、ようやく腹をくくってくれるのかと期待していたところ「緊急事態宣言は国家の判断」と要請から逃げ「夜間から早朝にかけて営業しているバー、そしてナイトクラブ、酒場への出入りをお控え下さい」とするにとどまりました。

欧米よりもよりもずっと先に感染者が発生していた日本です。

もっと早く緊急事態宣言が出ていたら、

それができないまでも、オリンピック・パラリンピック延期決定待たずに、小池百合子知事がその権限をもって週末や夜半の外出自粛要請を出して危機感を高めていたら

志村けんさんも亡くなることもなかったのではないか。

そう思っていた矢先、いつものオイシイとこどり的なつもりで小池知事が発した

「志村さんといえば、本当にエンターテイナーとして、みんなに楽しみであったり笑いを届けてくださったと感謝したい。最後に悲しみとコロナウイルスの危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、最後の功績も大変大きいものがある」

という言葉に強い憤りを感じた都民も多かったのではなかったでしょうか?

「最後の功績」になんて誰もさせたくなかったよ

あなたがもっと早く、東京都と都民を守るために決断を下していら志村さんが命を失うことはなかったんではないか!!

お姐の中の昭和の子どもが、あの土曜日を明るくしてくれた志村さんを失った子どもが泣き叫んでおります。

そういう振り返りがない、国際都市TOKYOの「ガバナー」であるというのに思いが至らない、場当たり的に「最後の功績」として昭和を代表するコメディアンの死を愚弄する神経が本当にわからないのです。

志村けんさんが亡くならないですめば、今急激に増加している、東京都内の患者さんも感染しなかったであろうし、死亡者も助けられたということなのですから。
「最後の功績」というよりは、後手に回った対策の「犠牲者の象徴」なのではないか…と都民に思われても仕方がないということにお気づきにならないことが残念でなりません

【権力は都民のためにあるのに】
小池知事は、「ロックダウン」発言の僅か10日前に
「小池百合子都知事が東京五輪の予定通りの日程&規模で開催強調」
してました。本当に、この前に外出自粛の英断してたらこれまでの2週間が違ったと思います。

前略 小池百合子知事
あなたは、安倍総理と何度も会う機会があったのですから、ここぞ「東京大改革」の元「都民のファースト」で、「ドン政治」と闘うべく政治生命をかけて緊急事態宣言を都民の代表として求めてくれるかと願いましたが、結局の選んだのは自分の政治生命でした

あなたは、自民党、公明党等政府与党、民主系・連合東京と言った左派応援も受けず「東京大改革」を掲げ、お姐も地域政党自由を守る会も応援し、しがらみなき、政局の手垢のついていない無辜なる都民の力のみで当選されたのに

このような国難となるような有事に発展するとはよもや思わず、都知事2期目の政府与党支援取り付けか、オリパラの延期の動向か、忖度やしがらみに基づく様子見をして判断を先送りにしたのではないでしょうか

あなたは、都民のために沢山の権限もあったが行使しなかった。
あなたの華やかな権限・権力、伝家の宝刀は都民の命や健康、生活、財産を守るためにこそあるのに…

お姐はとても悲しいです。

なだ草々

【政府の前に都知事が持っていた権限】
かねてより、お姐と自由守る会は新型コロナウイルス対策につき、どの会派も動かなかった2月27日に学校休校を知事へ緊急請願し、先手先手の対応を求めておりましたが、昨夜都立高校はGW明けまで開校を延期する旨報道があり、ほっとするというよりは当然という思いでおります。

小池知事は「緊急事態宣言」は政府の責任でというような発言を繰り替えされていますが、吉村大阪府知事は「ギリギリならやるべき」だと態度表明をし、新型コロナウイルス感染症患者対応にしても「入院フォローアップセンター」とわかりやすく府民に示す一方、東京都は「発生状況に応じた各種対策を検討するため、区市町村、保健所、都医師会、都薬剤師会、感染症指定医療機関等の関係者や専⾨家からなる協議会を設置」としながら未だ都民にわかる形でしめされていません。

何が言いたいかといえば、地域住民のために自治体独自で進められることは多いということです。覚悟さえあれば。

そこで、知事が政府責任だとする特措法に基づく「緊急事態宣言」の前にある知事権限を確認してみました。
実は、類型ごとに、感染症法において都道府県知事がどのような措置を講じることができるのかが定められています。
感染症法に基づく主な措置の概要
※検疫法の欄もあり、二類感染症に×印がついていますが、新型コロナウイルス感染症は、隔離、停留、検査が対象は〇

よく見ると「積極的疫学調査の実施 」とあります。
「積極的疫学調査は、都道府県・政令市・特別区の業務であるとともに、感染症の発生予防・まん延防止のために緊急の必要がある場合には、国が都道府県等の行う疫学調査について必要な指示を行うとともに、国自らも積極的疫学調査を行うことと定められています。」
ということは、感染症法における知事が講じられる「措置」、「積極的疫学調査の実施 」については、小池知事は法の下国へ強く物申せたのではないでしょうか?

今日も、また多くの感染者が出ております。
さて、それでも、このところ危機感を高めて頂いている1300都民の命を預かる「小池百合子」という政治家「ガバナー」はどうするのか?
その臨終の際も家族が見とれず、荼毘に付されて戻られた志村けんさんが極楽浄土から「ダイジョブだぁ」と言っていただける東京となるよう、引き続き、音楽を奏でるように慈愛に満ちた伝家の宝刀をふるって頂きたいと提言を続けてまいります。

【お姐総括!】
昨日で、50年の長きにわたりました、お姐が嫁いだ上田家の家業「上田洋品店」→「レディースファッション ウエダ」が閉店とあいなりました。
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▲現お姐自宅事務所で「上田洋品店」が開業しました

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▲昭和の「上田洋品店」 若き日の義母さんと義妹ちゃん

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▲ゼロ歳児時代保育園のお迎えが間に合わず長男はここで寝転んで過ごしてました

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▲ダイエー船堀店に移ってから「レディースファッションウエダ」として40年。地域のマダムに愛されました。

志村けんさんが亡くなった報道直後に、上田洋品店が閉店。
昭和は遠くなっても、いつまでも心の中に生き続け、今を生きる人を支え続けます。
きっと長さんも今頃「こんなに早く来やがって、ダメだこりゃ!」と、志村けんさんを優しく喝破して、一献やっていることでしょう。

地域の皆様、上田洋品店・レディースファッションウエダの沢山の想い出と長年のご愛顧に、不肖の嫁として感謝申し上げます。真にありがとうございました。
働きづくめの義母さんにはゆっくりして頂きながら、これからも家族仲良く助け合いながら令和の時代を生きてまいります。

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