石破総理が2度目の解散を打つシナリオに説得力!〜すでに総選挙を行う決意を固めている可能性も!!

2025年8月31日:パート2 14時過ぎ。13時から高崎市内の斎場で行われた葬儀に参列。山本一太高崎後援会の会長をお願いしている某経済人のお父上の葬儀だった。 弔辞が終わった後の喪主のご挨拶には、亡くなられたお父上への尊敬と愛情の念が込められていた。 生前、故人とお目にかかる機会はほとんどなかったが、喪主の話を聞きながら、会社経営のみらなず、ご夫婦で障害者福祉を含む地域貢献に力を注がれた立派な方だったことを知った。ご遺族の皆様に、改めて心からのお悔やみを申し上げたい。 さて、この数日の間に、複数の閣僚経験者から「同じ趣旨の発言」を聞いた。それは、次のような意見だ。 「石破総理は、決して辞任したりしない!続投を支持する世論を背景に、最後まで踏ん張るつもりだ。このまま『総裁選挙の前倒し』が決まるようなら、その時点で衆議院を解散して選挙をやったほうがいい!!そうじゃないと、自民党は、ずっと今の殺伐とした雰囲気を引きずることになる!!」と。 この話を聞きながら、なるほどと思った。先週の知事会見でも触れたように、万一、「総裁選挙の前倒し」が決まるようなことがあれば、それは「続投を望む現職総理を任期途中で引きずり下ろす」ことに他ならない!! いつも言っているように、政治は「情念の世界」だ。それぞれの陣営に「意地」がある!!望まぬ退陣を余儀なくされた場合、石破総理と側近の人たちは、自民党を離党する公算が大きいのではないか?!残ったとしても、何の展望も開けないからだ!! 仮に党に留まる決断をしたとしても、石破総理とその側近の人たちは、中から自民党の体質を激しく批判し、新たな総裁への攻撃を続けることになる!!そう考えるのが自然だ。 逆に、総裁選前倒しが行われなかった場合には、どうなるだろうか?!今度は、石破総理の続投に納得していない大多数の議員たちが党を割るシナリオが浮上する。いわゆる「大分裂」の流れだ。 たとえ今回は離党しなかったとしても、党内の多数を占める「反石破勢力」は、引き続き(ことあるごとに)石破総理を退陣させるための動きを仕掛けるに違いない!! どちらのコースを辿ったとしても、自民党内には火種が残る。殺伐とした雰囲気が続く中で、党内の権力闘争が燻り続ける。そんな状況を目の当たりにした有権者の心は、更に自民党から遠のいていく。2人の大臣経験者は、そんな悪循環が続くことを心配していた。 そうだとしたら、(例え前回の2つの国政選挙に比べて、自民党の議席増が見込めなかったとしても)思い切ってもう一度、総選挙をやり、スッキリ決着を続きをみる

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