2025年11月2日:パート2 19時前。軽い夕食を食べる前に、本日2本目のブログを書く。 山本龍 前前橋市長とは同郷。同じ草津温泉の生まれだ。確か中学時代に、草津から前橋市内の中学校に転校したはずなので、草津小学校の後輩ということになる。 とにかくネアカで、エネルギッシュ!並外れた行動力もある。自分と同じくらい(いやそれ以上に?)「そそっかしい」ところはあるが、魅力のある人物だ。 その山本龍市長は、前回(今から1年8ヶ月前)の市長選に4期目を目指して立候補した。が、県議だった今の小川晶市長に敗れた。思った以上の大差(約1万5千票)をつけられての完敗だった。 現職が負けた理由は1つではない。が、最も大きかったのは、副市長を含む職員が逮捕される官製談合事件が相次いだことの影響と、当初は「2期までという約束(?)」で当選していた山本市長への多選批判だった。 上述した選挙では、知事として現職の山本龍候補を応援した。県都との連携の歴史があったからだ。 が、実は、少なくとも3回の世論調査の数字をフォローしながら、地元秘書たちに「なかなか厳しい」と伝えていた。残念ながら、予想どおりの結果が待ち受けていた。(ふう) 新しい市長の誕生を目の当たりにして、次のように感じた。 「なるほど、前橋市民は、より透明でクリーンな前橋市を望んだということか!」と。「約束を蔑ろにしたり、ウソを言わないリーダーを求めているんだな!」とも。 だからこそ、選挙後の最初の知事会見で、「県都前橋市の初の女性市長に選ばれたからには、ぜひ頑張って頂きたい!」と申し上げた。 そもそも、選挙中も、小川候補に対する人格攻撃や中傷は一切、やらなかった。ブログを読み返してもらえば、すぐに分かる。 それから1年8ヶ月、今回のラブホ問題が発覚するまで、地元の集会でも、知事会見でも、このブログでも、小川市長の批判や悪口を言った記憶がない。 前橋市が関連する県の事業について議論するため、何度か(こちらから)市長室にも足を運んだ。どんな場所で遭遇しても、小川市長に対して無礼な態度を取ったことなど、ただの一度もない! それだけに、今の前橋市政の惨状(?)を見せつけられると、こう思わずにはいられない。 「あの時、小川市長の訴えていたクリーンな前橋とは、一体、何だったのだろうか?」と。(ため息) 先週の知事会見で、再び「前橋市長ラブホ問題」についての質問が出た。その際、次のような見解を述べた。 「小川市長を擁護する一部の方々が、『山本知事は、山本龍前市長を復活させようと画策している』みたいな噂を流していると聞いた。」 「明確に言っておくが、仮に前橋市で出直し市長選が行われた場合でも、前市長がもう一度、出馬することには反対だ。ご本人は否定しているようだが、もし相談に来たら、『やめたほうがいい!』とアドバイスする!」 山本龍前市長の「首長として復活したい気持ち」はよく分かる。まだ66歳で元気だし、政治家として「やり残したこと」もあるに違いない。 が、大差で敗れた先の前橋市長選挙から、まだ2年も経っていない。残念ながら、前橋市民は「政治の刷新」を望んだのだ。よりクリーンで、市民にウソをつかないはずのリーダー(苦笑)を選んだのだ!!(ガクッ) 実際、実質的に現職の副市長が逮捕されたあの談合事件への曖昧な対応について、今だに不信感を抱いている市民は数多くいる。 選挙で戦って敗れた現職の小川市長が不祥事で窮地に陥っているからと言って、「小川市長が辞任したら(あるいは不信任決議で失職したら)、出直し選挙になる。そうしたら、前市長の自分がもう一度、立候補して市長ポストへの復帰を狙う」というのは、どう考えても違う。強い違和感がある。多くの市民も、そう感じるはずだ。 「前回と同じ数の票を獲得出来れば、選挙に勝てる」みたいに考えているとすれば、あまりに見方が甘い!!残念ながら、前市長の市政に対する反発は、市議会にも、前橋経済界続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
「出直し市長選」への出馬を考えているかもしれない山本龍前市長にどうしても伝えておきたいこと!!
山本一太