各都道府県の状況で注目すべき指標はPCR検査数と感染率〜米国CDCの方針転換を反映出来ないか検討

2020年4月29日:パート2 20時過ぎ。肩と腕の筋トレが終わった。このブログを書いた後で、少し遅めの夕食を食べる。 昨日に続き、本日の県内PCR検査でも「陽性」は出なかった。ひとまず安堵した。しかしながら、(何度も言うように)気を緩められるような状態ではない。いつ、どこで伊勢崎の有料老人ホームのようなクラスター(集団感染)が発生するか、分からないからだ。 よく都道府県別の感染者数と死者数だけを比較して、「この地域は頑張っている」「ここはダメだ」みたいなことを言う人がいるが、分析の視点が間違っている。各都道府県は人口の規模も、PCRの検査数も違うからだ。 もっと言うなら、人口規模が大きく、経済活動の盛んな東京、愛知、大阪あたりで(他の地域に比べて)感染のリスクが大きくなるのは当然だ。感染者が増えた理由はよく分かる。 実際はどの都道府県でも、「公式に発表されているよりずっと多くの感染者がいる」と考えるのが普通だ。すなわち、PCR検査数が増えれば増えるほど、より多くの陽性者が見つかる(=感染者が増える)可能性が高い。 もちろん、ある程度のサンプル数があれば、感染の比率や拡散度(=急激な感染拡大が起こっているかどうか?)を測る指標にはなると思う。 群馬県のPCR検査数は、他の都道府県に比べて、多いのか少ないのか?厚労省の資料(新型コロナウイルス陽性者数とPCR検査実施数)をベースに分析(1月15日〜4月27日)してみた。同じ規模の他県の状況と比較してみると、以下のようになっている。  この数字を見る限り、群馬県は「かなり頑張って続きをみる

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