2020年8月8日 19時過ぎ。高崎の自宅にいる。 新型コロナウイルス感染の全国的な再拡大が止まらない。本日、東京都では429人の新規感染者を確認。2日連続で400人を超過した。 群馬県内でも連日、ジワジワと感染者数が増加している。このままの状態が続くと、連休明けには、何らかの追加措置を取らざる得なくなる可能性もある。全体の状況をよく見極め、冷静に対応する。 何度も言っているように、過剰反応は避けたい。2度目の休業要請も出来る限り回避したい。が、同時に、感染拡大を抑えるための迅速な行動も必要だ。難しい判断が続く。 当日のブログでも言及したが、8月6日の新型コロナ感染症対策本部会議で、警戒度の移行について協議した。東京を含む首都圏の患者数が増加する中、県内の感染リスクは明らかに高まっている。厳しい状況であることは認識しつつも、この時点では、現在の「警戒度1」を維持する方針を決めた。 理由は明確。経済・社会活動の再開に関する県独自のガイドラインで定めた「客観的な数値基準」と「総合的な状況」の要素を分析すると、依然として大多数の項目で基準をクリアしているからだ。が、前述したように、予断を許さない状況であることも事実。ここ数日の数字の推移を特に注視したい。 現在は「警戒度1」を継続している。しかしながら、県外由来の感染、経路不明者の割合が増加していることは要注意だ。そこで、6日の記者会見では、県民の方々に、次続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』