2021年12月6日:パート3 午前零時。睡魔を払いのけながら、本日最後のブログ(前回の続編)を書く。 前回のブログでも触れたが、今回、県内における大規模クラスターの発生を受けて、本日、ワクチン接種に関する県の要望を、2人の担当大臣に直接、電話でお伝えした。ブログの末尾に、要望の中身に関する簡単なスライドを添付した。 13時30分に山際大志郎新型コロナ担当大臣と、18時30分に堀内詔子ワクチン担当大臣と連絡が繋がった。両大臣に対して、「3回目のワクチン接種の前倒し」を認めていただきたいと、率直にお願いした。 より具体的に言うと、今回の事案が、「ワクチン接種済みの無症状者」を中心とするクラスターであったことを示しつつ、2人の現職閣僚に、主に次の2つのことを申し上げた。 1つ目は、3回目接種の前倒しに関すること。現在、医療機関や高齢者施設でのクラスターに限って認められている前倒しの対象に、地域住民を加え、より柔軟に対応していただけないかと訴えた。 2つ目は、ワクチンの供給制約がネックになるとは思うものの、東毛地域だけでなく、群馬県全体、ひいては首都圏での前倒しも、有効な方策として考えて欲しいということだ。 この点については、(必要があれば)厚生労働省にも直接、働きかけていきたいと考えている。 山際大臣も堀内大臣も、知事の言葉に真剣に耳を傾けてくれた。山際大臣からは、「要望は分かった。真剣に検討してみる」という言葉を頂戴した。堀内大臣は、現時点での政府のワクチン接種に関する方針を丁寧に説明してくれた。 山際大臣、堀内大臣、お忙しいところ、わざわざ折り返しのご連絡をいただき、本当にありがとうございました!スゴく嬉しかったです。知事の立場から見ると、お2人は地方のワクチン政策に関しての「頼みの綱」なのです。 いずれにせよ、3回目のワクチン接種のタイミングが、どの都道府県知事にとっても、極めて重要な問題であることは間違いない。両大臣に続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』