【選挙ウォッチャー】 杉並区長選2022・分析レポート。

 6月12日告示、6月19日投票で、東京都の杉並区長選が行われ、現職と新人2人による戦いとなりました。杉並区は、高円寺や阿佐ヶ谷、荻窪といった、さまざまなカルチャーのド真ん中に位置する自治体で、それゆえ政治は「カオス」としか言いようがありません。杉並区議には、日本会議の創設メンバーの息子や「日本平和神軍」の残党などの極右勢力から、新左翼の代名詞と言える「中核派」のクイーンまでいて、これらを一つにまとめる区長には、公用車で歌舞伎町に遊びに行けるぐらいの図太いメンタルが必要あもしれません。
 4年前の杉並区長選は、とても知的で温厚な若手の弁護士さんが立候補したのですが、現職の壁は厚く、まったく及ばずに落選してしまいました。今年もまた、海外でバリバリに活躍してきた非常に能力の高い女性が立候補してくれたのですが、この選挙の結果はどうなるのでしょうか。


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