僕は今、とてつもない自分のポンコツさに震えています。
ここまでポンコツな人間は、そう滅多にいるものではないし、もう他人のポンコツさを笑えるレベルではないと思います。世の中には、出川哲郎さんや狩野英孝さんのように、一般ピープルが思わず笑ってしまうぐらいポンコツすぎて、「生きているだけで面白い」という域に達している芸人さんたちもいます。しかし、それは紛れもなく「天才」であり、ある部分では努力で手に入れられないものなので、「笑いの神に愛された」としか表現のしようがありません。「生きているだけで面白い」なんて、芸人として、これ以上ない褒め言葉ではないでしょうか。
一方、僕はお笑い芸人ではありませんので、まずポンコツである必要がありません。しかも、僕はライターとして「文章の面白さ」で勝負しているつもりであり、芸人のタイプで言うなら「ワードセンス系」のつもりで生きていました。えぇ、しかし、ここまでのポンコツをやらかしてしまうと、もはや「ワードセンス系」だと思っていたこと自体が恥ずかしく思えてくるほどです。ここまでのポンコツは、滅多にいるものではないからです。
選挙ウォッチャーになって4年が経ち、これまで僕のツイキャスを聞いていた皆さんは、僕が毎年、エアコンを使わず、扇風機1本で夏を乗り越えてきたことはご存知だと思います。エアコンが壊れ、選挙ウォッチャーになってすぐにN国党からスラップ裁判を仕掛けられ、弁護士費用やリサーチ代などで、なんだかんだ1000万円近い支出をしているせいで、当然、エアコンの修理なんぞに回すお金はなく、「心頭滅却すれば火もまた涼し」の精神で、塩と麦茶を武器に、時に気絶しそうになりながら、「気合い」だけで40度に近い部屋の中で、かれこれ4年近くも格闘してきました。
ですから、僕は誰よりも地球温暖化を肌で感じ、「SDGsで、サスティナブルな社会を!」などと、しゃらくせぇことをヌカしている意識高い系の無能たちに中指を立てながらも、脳味噌が溶けて「とはいえ、ここまで暑いと、やっぱりサスティナブルだよね!」と思い、「今日はもう暑すぎて何もやる気が起きらない。FANZA見るのも、お休みや!」と言って、日本経済に貢献できない日もありました。
ところが、昨日、やっぱりこの日も扇風機1本で原稿を書いていたのですが、あまりに暑すぎて、「この調子だと、今日もFANZAに集中できない。今日も悶々としながら寝るしかないのか!」と思い、「エアコンがついたらいいのにな!」とエアコンを見たのですが、その時、ひらめいたんです。「エアコンが壊れているのではなく、もしかしてコンセントの方が壊れているだけなのでは?」と。物は試しだと、それまでついていたエアコンのコンセントを別のコンセントに挿し、さっそくエアコンのスイッチを入れてみたんですけど、もちろん、つきません。「そやそや、スイッチを入れるためのリモコンも4年以上放置していたのだから、電池を替えないと動くはずはないがな!」ってことで、物は試しに、リモコンに新しい単4電池を2本入れ、スイッチを入れてみました。「ピピッ!」
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