先日、香川県議会が子どものスマホやゲーム機の使用を制限する条例案を検討することを明らかにしたところ、「とんでもない条例だ!」と脊髄反射する議員がたくさん出てきました。その筆頭が「NHKから国民を守る党」の丸山穂高議員なんですが、子どものことを思って何が最善かを考えている条例に対して文句を言う前に、「オマエのところの党首はセンター試験を間近に控えた予備校の前で30分以上も迷惑な演説をかましてるんだから、そっちの方に文句を言えよ、バカタレ!」と思います。とはいえ、この条例に脊髄反射する人たちの気持ちはわからないでもありません。どれだけスマホをイジろうと、どれだけゲームをしようと自由ではないかと。そんなところから未来のクリエイターが生まれるかもしれないんだから、お節介な条例を作るのではなく、個人に任せたらいいじゃないかという話なのだと思います。だけど、どうしてこういう条例案が考えられるようになったかって、子どもたちの健やかなる成長を願ってのことです。この条例にあるのは、お節介かもしれないけれど、県議会議員のオジサンやオバサンたちの「愛」です。もう少し冷静になって見てみましょう。
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