認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものは【半分雑談】

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

一昨日くらいから、ネット上の維新界隈(?)で学生部が炎上したことが話題になっております。

一連の出来事については、大阪維新の会・学生局長の藤田あきら議員のツイートに凝縮されていると思うのですが、

ついにはこの炎上劇について、「音喜多が糸を引いて学生に書かせたのでは?」という謎の陰謀論まで飛び交う事態となりましたので、私も一言だけ述べておきたいと思います。

どういうことやねん!!

まず大前提として、「学生だから」とか「政党の学生部だから」という理由で言論が制限されることは望ましくないと思います。

自由闊達に議論すれば良いし、私とて学生時代はバイト先の先輩(駒込が産んだヤンキー)に深夜の駐車場に「態度が悪い」と呼び出され、ボコボコに締められるほどの生意気オブザイヤーだったので、若いということは不遜なものだと思っています。

その上で、議員という立場と36歳の立派なオッサンになった見地からすれば、今回の学生たちの書き込みは「無礼」の領域に踏み込むものもあったし、少なくとも配慮に欠ける表現が散見されたので、怒られたり叩かれたりするのは仕方がないかなと。(一括にするのはやや乱暴ですが)

もうちょっと謙虚になった方がプラスが多いと思いつつ、まあそれも含めて「若さ」ですよね、と。

で、そうした中で「ネットが嫌になった」「維新が嫌いになった」という書き込みも見られたのですけど、こういう炎上騒ぎでいつも私が思い出すのは、私が尊敬するアーティストである大槻ケンヂさんのことです。

筋肉少女帯を率いていたオーケンこと大槻ケンヂ氏は、ある時期、ネットのネガティブな書き込みに完全に病んでしまい、バンドを解散させることを決意してしまいます。

しかし後年に書いたエッセイでその時のことを振り返り、「今であれば『ま、ネットですから』と聞き流せたことだが、当時はそういうことができなかったのである(要旨)」と総括していました。

ほんと、そういうことなんだと思いますよ。

情報発信に向き合えば向き合うほど、本気で書き込めば書き込むほど、その反響がすべてに思えて悩んでしまうかもしれないけれど。

結局のところ、リアルの世界で何をなしたか・何をなしたいのかも重要だし、Twitterから離れてインスタを覗けば同じネットでも平和な世界が広がっているし、視野を広げてみると炎上なんて線香花火だったりするものなのであります。

あとやっぱり、Twitterという短文SNSは本当に炎上誘発装置ですよね。

若さ✕Twitter、学生✕Twitterなんて本当にとんでもない!誤解を招かないように、みんなきちんとブログで長文を書きなさい!

と思っていたら、

長文を書いても盛大に燃料を投下する人は投下するので、これはもうその人の性分なんだと思いました。

思い悩んで進め、若者よ。

炎の先にきっと、次の道が見えてくる。

はず。

それでは、また明日。

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おときた駿
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