教諭発言で児童不登校「明確な判断できない」 松戸市教委 第三委が答申

松戸市立小学校で2016年、4年生の男子児童が同級生の男子とトラブルになった際、対応した当時の担任と教頭の発言に不信感を抱き、男子児童が不登校になった問題、東京新聞(2020.2.19)に掲載されました(添付)。本件については2つの側面があります。1つめの側面は、「児童間のいじめの疑い」がある側面です。2つめの側面は、不登校になった男児児童の保護者が投稿したYoutubeには「担任が男児児童を羽交い絞めにして、他の生徒に殴らせた」と受け取れる文章が記載されいることから「担任による体罰の疑い」がある側面です。2つの側面をもつ本件に、松戸市教育委員会が適切な対応を講じたのか、3月4日の松戸市議会において、関根ジローも所属する会派「政策実現フォーラム」として質問しました。議事録(未定稿)は下記の通りです。答弁において「担任が男児児童を羽交い絞めにして、他の生徒に殴らせた」ことについて、「教育委員会として事実確認できなかった」ことが明らかになっています。いじめ防止対策推進法第30条には、教育委員会の調査が不十分な場合には、市長部局により「調査の結果についての調査」をすることができるとしています。「担任が男児児童を羽交い絞めにして、他の生徒に殴らせた」ことが事実かどうか、教育委員会が事実確認できないという調査結果に対して、市長部局として調査すべきではないかと、本郷谷健次松戸市長に対して要望しました。**********************◆質問 政策実現フォーラム東京新聞の記事について質問します。この記事には「2016年、4年生の男児児童が同級生の男子とトラブルになった際、対応した当時の担任と教頭の発言に不信感を頂き、男児児童が不登校になった問題」が掲載されておりました。この問題についていくつか質問します。1つめとして、不登校になった男児児童の保護者が投稿したYoutubeには「担任が男児児童を羽交い絞めにして、他の生徒に殴らせた」と受け取れる文章が記載されておりましたが、事実かどうかお答えください。また、事実であれば、体罰に当たらないのか市教委の見解をお答えください。2つめとして、東京新聞の記事には「県教委は2019年に担任と教頭を指導するよう市教委に指示した」と記載されています、県教委から指示があったのは2019年のいつなのかお答えください。また、指示があってから一定期間が経過しておりますが、何かしらの対応をとったのかおこたえください。加えて、指導の内容ですが、県教委としては「訓告」または「厳重注意」という指導措置を指示したと聞き及んでおりますが、その認識であっているのかお答えください。◆答弁 松戸市教育委員会まず、1つめの観続きをみる

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