危機管理上「失格」だ:なぜ加藤厚労大臣は民放のテレビ番組に出続けるのか

 新型コロナウイルスの感染拡大に対して全力を挙げないといけないときに、加藤厚労相は、民放の特定のテレビ番組に出続けている。これは、危機管理の基本に反する愚行である。なぜか。 私が気づいただけで、2月8日(土)と2月22日(土)に読売テレビの「ウェークアップ・プラス」に、3月8日(日)にはフジテレビの「ザ・プライム」に生出演している。 NHKの「日曜討論」は各党が参加する、いわば国会の連続であるから出ても構わない。 民放の特定番組に出ると、そこでの発言は他局を見ている視聴者には伝わらない。また、民放各局は競争しているので、他局での大臣の発言など伝えようとはしない。そうなると、情報は公平に国民に伝わらない。 上記のテレビ局、番組は、親安倍政権である。安倍首相に批判的な、テレビ朝日やTBSに出演しないのはなぜ続きをみる

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