今週いわゆる「就職氷河期」世代を支援するために、「推進室」を設置しました。今春の高卒と大卒の就職内定率はそれぞれ98.2%、97.6%と、過去最高水準であり、若い人達の雇用を安定させたこともアベノミクスの大きな一つの成果です。しかし、現在の30代半ばから40代半ばの方々が新卒で就職する頃、日本経済は厳しい環境に苦しみ、「就職氷河期」と呼ばれたように希望するような就職をすることが難しい環境でした。1,689万人いるこの世代で、非正規で働いている方が371万人、そのうち少なくとも50万人が正規雇用を希望されています。さらに様々な事情で求職活動をしていない方や社会参加から距離を置いている方が、約40万人と推計されています。安倍内閣では「就職氷河期世代支援プログラム」を骨太の方針の中でとりまとめ、今回「就職氷河期世代支援推進室」を発足させました。3年間を集中期間と位置づ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』