2021年8月29日 夕方。いつもより、時間がゆっくり流れている感じがする。 13時30分。武藤健康福祉部長と電話で言葉を交わした。本日、県内で判明した新型コロナの新規感染者は162名。先週の日曜と比べて半減した。しかも、昨日と違って、太田地区の前日の積み残しはない。 これで直近1週間の感染者数は1,774人。7月5日以来、久々に前週を下回った。末尾に添付したグラフを見てもらうと、前週との差7日平均の数値がマイナスに転じていることが分かる。 ちなみに東京都では、8月25日から前週を下回っている。群馬は4日遅れということになる。 そうは言っても、感染者数がこのまま下降傾向に入ると考えるのは早計だ。変異株(デルタ株)は、そんなに甘くない。過去に何度も期待を裏切られた。今週も、緊張と忍耐の日々が続く。 今日の感染者162名の地域別の内訳は、最多の太田地区が51名、伊勢崎地区が29名、前橋市が25名、館林地区が23名、高崎市が13名、桐生地区が9名、富岡地区が3名、渋川地区、安中地区、県外が各2名、藤岡地区、吾妻地区、利根沼田地区が各1名。 感染経路不明の人は7割。新たな変異株感染は47名。某地域で、新たなクラスターが発生した可能性もあるようだ。 年代別に見ると、10歳未満が13%、10代が22%、20~30代が32%、40~50代が27%、60代以上が6%だった。特筆すべきは、10代以外が、35%にまで達していることだ。 陽性者162名のうち、ワクチン未接種の人が33名、1回目の接種を終えた人が9名、2回目の接種を済ませていた人が3名、残りの117名は確認中。ここまで感染者数が激増すると、調査のスピードが鈍るのは、やむを得ない。 が、これまで続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』