毎日のように「園児の保護者が感染」「家族が感染し保育士が濃厚接触者に」といった綱渡りの運営が続く保育園や認定こども園。名古屋市の指導もあり、保育園等はフルでの保育サービスの提供を続けているが、保育士や職員が次々に濃厚接触者となり、保育を続けるのも厳しい状況になりつつあるのが現状だ。
すでに幼稚園の多くは自由登園に移行。自宅での保育や教育が可能な児童については家庭で、保育を必要とする子どものみ登園を続けている。
ここへきて新規感染者数が減少傾向となってはいるものの、保育園や認定こども園では感染拡大が一服したという実感は全くない。今後、保育士や職員の濃厚接触による2週間の出勤停止によって、保育を提供することすらできない園が多く出てくることが懸念される中、名古屋市としてもその対応についてあらかじめ検討する必要が出てきそうだ。