■ 新型コロナウイルス感染症による学校・保育園への影響(1月28日午後5時現在)
小学校 378クラスが学級閉鎖
中学校 87クラスが学級閉鎖
保育園 168園が休園
※ 保育園は1月からのべ330園が休園
児童・生徒や教師、そして保育士は、オミクロン株の感染拡大の影響を大きく受けている。教室内から感染者が出るたびに濃厚接触等の判断で振り回され、また些細なことでも感染を疑い、もはや教育や保育が成り立たない状況に陥りつつある。
家庭の負担も大変だ。急な学級閉鎖により保護者の中には会社を突然休むことになってしまう方もあり、中にはパートができなくなる方もあって家計への影響も決して小さくはない。
また、最終学年である小学校6年生児童や中学校3年生生徒にとっては、この時期は思い出の行事が目白押しであったが、コロナによる学級閉鎖で多くの行事やカリキュラムは実施が厳しい状況に陥っている。子どもたちの気持ちを考えると本当にいたたまれない。もちろん、学びの機会をどう保障するかも大きな課題だ。
もちろん、一人ひとりの市民の皆様方のご協力なくして感染をおさえる込むことは困難。しかし、オミクロン株に即した国や自治体からの具体的なメッセージは少なく、市民も事業所もどうしたらいいのかかなり混乱している状況に見える。まさにトップのコミットメントが重要だと思うのだが...