弁護士の資格は一切ないけれど、裁判の経験だけは百戦錬磨だという、自称「法律のプロ」にして「法律の専門家」で、さらに自称「選挙のプロ」にして「選挙の専門家」であり、はたまた「選挙界の秋元康」であるはずの尊師・立花孝志が、今度は「公職選挙法違反」をやらかしている可能性が浮上しました。
現在、4月10日告示、4月17日投票で、埼玉県の春日部市議選が行われていますが、ここに「NHKから国民を守る党」の現職・酒谷和秀が立候補しています。先日の市川市議補選で、佐直友樹の嫁で元コールセンタースタッフの佐藤ゆきのが、N国党とのつながりを一切隠して当選したため、連敗記録は「92」で途切れたものの、N国党の公認候補は2020年4月の志木市議選で無投票当選を果たして以来、今日まで2年近くも誕生していません。そこで、何としてでも当選させたい尊師・立花孝志は、「受信料を支払わずにNHKから訴えられた場合、裁判にかかる一切の費用をN国党が負担をする」と宣言する動画を流しているのです。
これは特定の有権者にお金を寄付することを宣言している動画であり、公職選挙法に違反する可能性があります。既に不正競争防止法違反、威力業務妨害、脅迫罪の3つの罪で起訴され、東京地裁から「懲役2年6ヶ月、執行猶予4年」という判決を下されているにもかかわらず、公選法違反さえ厭わないのですから、イカれているとしか言いようがありません。
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