【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#323)。

 実は今、「NHK党」というワードが何度もTwitterのトレンドに上がるようになっていて、久しぶりに彼らの炎上芸が「ポジティブに成功」しています。
 一体、何が起こっているのか。
 尊師・立花孝志と陰謀論幹事長の黒川敦彦は、今、「NHK党を介して中国のスパイが国会に入り込もうとしている!」と大騒ぎをしています。本当は尊師・立花孝志が繰り広げている、ただの与太話に過ぎませんが、中国や韓国の陰謀論だったら何でも信じてしまうアホのネトウヨが大騒ぎ。久しぶりに盛り上がっています。
 はっきり言って、スパイかどうかなんて確かめようがなく、善良に暮らしている市民に向かって「オマエ、スパイだろ!」と言いがかりをつけているようなものですが、仮にスパイだったとしても「ご名答! 実は、スパイでしたー!」と言ってくれるはずもなく、この話には着地するところがありません。
 しかし、久しぶりにポジティブにバズっているので、この話をやめるつもりはないでしょう。弱火になってきたら、尊師の顔がついたウチワで一生懸命煽いで火を大きくするだけです。
 まずは、どうしてこんなことになっているのかということを、構造から丸ごと理解しましょう。



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