【選挙ウォッチャー】 加古川市長選2022・分析レポート。

 6月5日告示、6月12日投票で、兵庫県の加古川市長選が行われ、現職と新人による一騎打ちとなりました。ただし、新人は中川暢三さんに応援されている泡沫候補だったため、現職を評価しない人たちの受け皿にもなりきれず、有権者のテンションは下がりっぱなし。地元の人たちは、新人の久本和明さんについて「本当に市長になりたいのかどうかは不明」という評価をしていて、「ぐるり」というビジネスの宣伝ではないかと見ていました。選挙が宣伝に利用されるのは今に始まったことではありませんが、「NHKから国民を守る党」のような反知性主義のカルト集団が、立候補のハードルを著しく下げてしまったことも原因の一つだろうと思います。


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