12月11日告示、12月18日投票で、佐賀県の武雄市議選が行われました。
武雄市と言えば、新自由主義の元祖とも言える当時の樋渡啓祐市長が「図書館の民営化」とも言える「ツタヤ図書館」をトップダウンで実行。議会で慎重な議論を重ねるでもなく、いきなり新自由主義的な改革をぶちかましてしまうので「佐賀の橋下徹」と言われるようになりました。
結局、樋渡啓祐市長のやり方を、全国のアホ市長たちが感銘を受け、踏襲するようになり、その後、「ツタヤ図書館」は全国に波及。1円で売られるような役に立たない中古の本ばっかりを並べるようになるなど、数々の問題が指摘されるようになり、今はあまり「ツタヤ図書館」は広がらなくなってきました。
このたびの武雄市長選が佐賀県知事選と同日に行われる理由は、武雄市長を辞して佐賀県知事選に挑戦したからなのですが、その後を継いだのが樋渡啓祐さんの秘書官などを歴任した小松政さんです。樋渡啓祐さんほどイカれた人物ではないものの、「樋渡派」ではあり、反市長派が立ち上がったことで選挙が成立。地元では「ちょっと面白い選挙」だと思われていました。
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