10月27日に埼玉県で参議院議員の補欠選挙が行われました。これは8月25日に行われた埼玉県知事選に埼玉県選出の参議院議員だった大野元裕さんが立候補したためで、その穴を埋めるために補欠選挙が行われることになりました。なんと、この選挙に立候補したのは、それまで埼玉県知事だった上田清司さんであり、実質的に大野元裕さんと上田清司さんがトレードした形になります。上田清司さんは旧民進党系で、どちらかと言えば国民民主党系の候補者になりますが、上田清司さんが立候補してしまうと、選挙をやる前から結果が決まっているようなものになってしまうため、自民党は候補者の擁立を見送ることを発表しました。無投票は避けたいということで、通常であれば共産党が立候補してくるところでもあるのですが、日本を代表するカルト政治団体の「NHKから国民を守る党」が候補者を擁立する動きを見せており、実質的に「元埼玉県知事vsカルト」の戦いとなりました。上田清司知事にはアンチもいると思いますので、そういう人たちがどれくらいカルト政党に投票するのかが注目すべきポイントとなります。
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