元日に能登半島地震が起こって、今日で2週間になります。
震源地の「奥能登」は、山と海が調和する風光明媚な場所ですが、この魅力と長所こそが、救出や復旧を難しくする要因となっています。今も孤立している集落が多数存在したままになっていて、輪島市や珠洲市の市街地には入れても、そこから先に点在している各集落に向かうのは、「自衛隊しかいない」という状況です。
だからこそ、人命に関わる「最初の72時間」がどれだけ大切だったのかという話になりますが、1万人の自衛隊が待機しながら、1000人しか投入しなかったことは失政以外のナニモノでもありません。ただ、この検証はあとでやるとして、現在は、孤立した集落の人たちの震災関連死を防ぐために、さらなる救出活動が必要になるという段階だと思います。
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