【選挙ウォッチャー】 静岡県知事選2024・分析レポート。

 5月9日告示、5月26日投票で、静岡県知事選が行われました。
 現職の川勝平太知事の任期は来年まで残っていましたが、突如として選挙が行われることになった理由は、「失言」です。
 これまでも御殿場市のことを「コシヒカリしかない」と言ったり、自らが学長を務めていた大学の学生について「8割ぐらい女の子なんです。11倍の倍率を通ってくるんですから、みな、きれいです」「顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、なんとなく、もうきれいになる。きれいに見られないでしょう」と言ったり、名古屋の河村たかし市長と互角に張るぐらいの「失言王」でした。
 そのたびに、いちいち謝罪と撤回を繰り返し、「なんだ、このジジィ」になっていたわけですが、とうとう4月1日に行われた静岡県庁の新人職員訓示で、「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違い、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い人たち」などと発言し、完全にアウトになりました。
 これまで静岡県の水を守るため、リニア新幹線の工事を止めてきたことには一定の評価があるものの、さすがに失言を看過できなくなり、川勝平太知事が辞職に迫られました。


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