あまりに劇的で、あまりにマヌケ過ぎる展開に、N国党のことを知らない一般の人たちはビビったのではないでしょうか。一般の大人の社会ではまず起こり得ないことが平然と起こっているからです。
11月9日午前3時41分頃に逮捕された反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の立花孝志は、今回の名誉毀損事件の刑事弁護を「アディーレ法律事務所」の創業者でN国信者の石丸幸人に刑事弁護を依頼。これまで石丸幸人弁護士はN国関連の裁判を担当したことはなく、その実力は未知数でしたが、ついにベールを脱ぎました。
石丸幸人弁護士は連日、近隣のビジネスホテルに宿泊し、立花孝志と頻繁に面会。勾留されている立花孝志の様子をYouTubeで報告し、尊師を心配するN国信者たちを中心にアクセスが急上昇。これまでN国信者向けのドル箱コンテンツである「大津綾香の悪口」で1万回ぐらいだったのが、世間的な関心の高まりもあって、立花孝志の様子を伝える動画は10万回以上も再生されるようになりました。
実は、石丸幸人弁護士は「弁護士」と「医者」という2つの顔を持っており、さらに「YouTuber」としても活躍したいと考えていた時に、立花孝志と出会うことになり、立花孝志のアドバイスをもとにYouTubeを開始。立花孝志がドル箱だと言っていた「大津綾香の悪口」を語り、ショボめの再生数を稼いでいました。
以来、立花孝志を尊敬し、立花孝志に声をかけられて東京都知事選に立候補し、弁護士のくせに「ポスター掲示板ジャック」に参加。大津綾香党首に対する名誉毀損が含まれたQRコード付きのポスター(現在もサムネイルに使用されているが、モザイク処理が施されるようになった)を紹介していたこともあります。
そんな石丸幸人弁護士だからこそ、N国信者向けにYouTubeで手の内を先に語り、立花孝志を刑務所に放り込むような背中の撃ち方をしたのだろうと思いました。もはやマヌケすぎて、腹筋が攣るぐらい面白いです。
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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#735)。
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