【選挙ウォッチャー】 小菅村長選2020・分析レポート。

これまで2年近く選挙をウォッチングしてきましたが、これほど面白い選挙は滅多にあるものではありません。山梨県小菅村は、総人口が700人に満たない小さな村です。18歳未満の子供たちもいるので、有権者は600人ちょっと。そして、その投票率は驚異の96%。そもそも人口が少ないこともあって、ほとんどの村民が顔見知り。なので、誰を村長にするのか、誰を村議にするのかというのは、ほとんどが「話し合い」で決まってしまうもので、実は、小菅村はほとんど選挙をやったことがない村なのです。それだけに「選挙」となると、村はかなり盛り上がるわけです。村が真っ二つに分断されるかのごとく、それはそれは激しい戦いが繰り広げられるわけなのですが、そこに山梨県特有の「自民党内の内ゲバ権力闘争」が混ざり合い、「堀内詔子衆議院議員vs長崎幸太郎山梨県知事」のドロドロとした代理戦争へと変わっていったのでした。山梨県特有のドロドロとした話は、それを専門にウォッチングしている方がいらっしゃるので、僕の専門領域ではないのですが、これほどヒリヒリする選挙はないわけで、先週の鹿沼市長選に続き、他人の真剣勝負をニヤニヤしながら見る「選挙ウォッチャー」にとっては、これぞ真髄という、非常に面白い選挙だったのです。

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