【選挙ウォッチャー】 塩谷町長選2020・分析レポート。

栃木県塩谷町は、宇都宮市の少し北にあり、市長選があった矢板市の西、日光市の東に位置する人口約1万人ちょっとの小さな町です。ここで7月28日告示、8月2日投開票で町長選が行われることになりました。塩谷町は2014年に国から突然、放射性廃棄物の最終処分場の候補地に選定されてしまい、以来、見形和久町長を先頭に町民たちが猛反発。地元を守る戦いは今も続いています。この塩谷町はたくさんの湧き水が流れる水源の町。こんな所に最終処分場が作られ、地下水が汚染されたら、それこそ周辺の一次産業は潰れてしまいます。こんなに頭のおかしい計画は今すぐに取り下げられるべきだと思いますが、ここでは最終処分場の建設反対の先頭に立つ見形和久町長に刺客が立てられました。形は違いますが、辺野古基地の建設で揺れる名護市長選を彷彿とさせる非常に面白い選挙が行われましたので、皆さんにお伝えしたいと思います。

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