全国でどれだけの医療崩壊が起こっているのか。
消防庁は、患者の搬送先が決まるまでに病院への照会が4回以上あったケースなどを「搬送が困難な事例」として、毎週取りまとめて報告していますが、8月15日までの1週間で「3361件」となりました。このうち、東京消防庁管内が1837件で前週比305件プラス。横浜市消防局が354件で前週比87件プラス。千葉市消防局で157件で前週比42件プラスなどとなっています。
つまり、あまりに死にそうで救急車を呼ばないとどうにもならないという時に救急車を呼んだものの、うまいこと病院に搬送してもらえなかったのが全国で3361件も発生していて、そのうちの半数以上は東京都内だということです。この人たちは全員生きているのでしょうか。
これだけの人が死にかけているのに、明日には夏フェスを開催し、さらに1週間後にはパラリンピックを始めようとしている棄民国家は、世界でも日本ぐらいだと思います。アフガニスタンの心配をしている場合ではないぐらいに、日本の状況というのは非常に危機的です。
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