変容する保育 「学びの芽生え」

私どもが経営する保育園・認定こども園において、今、幼児期の遊びの中での「学びの芽生え」に注目した取り組みが進められている。

「学びの芽生え」とは、子どもたちが思い思いに遊ぶ中で、楽しみ、試し、工夫し、見通しをもちながら、子ども自身が遊びを発展させていくこと。

学びの芽生えは遊びの中でしか経験することができない。小学校への準備教育だけでも、逆に単に遊ばせるだけでも、幼児期の教育としては不十分だ。保育者に最も求められるのは、「学びの芽生え」を促すことを強く意識しながら遊びの援助をすること。

幼児教育・保育は小学校の「準備」ではなく「土台」。まだまだ、試行錯誤の段階だが、一人ひとりの「学びの芽生え」に着目すればするほど、保育士の準備や役割は大変なもの。人的資源の確保を含め、まだ研究は始まったばかり。
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横井利明
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